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【シーズン3】モラルの欠片もない世紀末刑務所へようこそ

再び獄中ライフを送ることとなってしまったマイケル、その刑務所は1年前の暴動以来、看守を置かなくなってしまったモラルの欠片もない世紀末プリズンでした。

ここでの顔馴染みのムショフレンドは、ベリック、ティーバッグ、マホーンの3人。それぞれ殺人容疑やら麻薬所持やら、同じくSONAに送られています。このあたりになると、だんだんベリックが可哀想になるとともに愛着すら感じられるようになっているはずでしょう。

さて、収監されてしまったマイケルは組織の使いからジェームズ・ウィスラーなる人物を脱獄させるよう依頼されます。断るマイケルでしたが、リンカーンからサラとLJが人質に取られていることを知らされます。「それじゃあ脱獄するっきゃない」ということで、再びIQ200の頭脳はフル回転。脱獄計画の立案がはじまります。

シーズン1と同じように、刑務所の外と中、脱獄パートと、サラとLJを探すパートに別れ、物語は進行していきます。塀の外のリンカーンが、組織の連絡役である女サイボーグ、スーザン（以下グレッチェン）に余計なことをし続けるお陰で、事態は毎度のごとく泥沼化していきます。

しかし、足を引っ張られてもさすがの頭脳と行動力、そして相変わらずの強運を持ち合わせたマイケルはウィスラーを連れて脱獄を果たし、LJとの人質交換を果たします。グレッチェンのサラをさらっと殺すなどの、極悪非道な仕打ちに怒り心頭のマイケルは復讐を誓い、戦いを続けることを決意します。

【シーズン4】悪の毒組織を壊滅させろ！　世界の平和は君たちに任された

脱獄後、グレッチェンとウィスラーを見つけたマイケルは、彼女からサラは未だ生きていることを知らされます。サラ、生きとったんかい。彼女を匿っていたブルースの手引でついに2人は再会します。

一方その頃、パナマのSONAでは、残されたティーバッグとベリック、そしてマイケルを売らずに投獄された漢、スクレが暴動のどさくさに紛れて脱獄するという、まさにどさくさな展開。しかしながらこれで全員塀の外、役者は揃いました。と思ったら、それぞれが同時多発的に逮捕されてしまいます。

そこに現れた国土安全保障省のドン・セルフからの要請で、マイケル、リンカーン、スクレ、サラ、彼らを追っていたマホーン、そしてベリックと急遽参加のローランドはチームを組むこととなり、組織を潰すべく機密情報が入ったカード「スキュラ」の入手任務を課されることとなります。

このスキュラ入手任務が前半、そして入手後の黒幕クランツ将軍との対峙、スキュラの秘密、更にラスボスと化したマイケルの実の母や、これまた生きとったんかいケラーマンなどの、超展開どころではないコスモすら感じさせる展開を迎え、悪は滅び、世界に平和が訪れます。

最後は、その4年後のエピローグで、各々のその後が描かれ長い長い物語に一旦幕が降ろされることとなります。