7. ありますか?
「(手が空いちゃったな。何か仕事仕事・・・)」
「すみません。何かお手伝いできることありますか?」
この言葉の何がいけないのか不思議に思う方も多いと思いますが、「ありますか」とう問いは、相手の意向を押し付けたり、自分の答えを強要するようなニュアンスが含まれます。質問は、仕事がきっとあるだろうという肯定の答えを求めているため、この場合は否定形の聞き方をするのがベスト。望まれる聞き方は「ありませんか?」となります。
8. 分かりません
上司「~で~だから・・・ここまで分かった?」
「すみません。分かりません」
誤解をしないで欲しいのですが、「分かりません」と言うこと、つまり「理解できなかった」ことを否定したいわけではありません。社会では、否定的な表現をソフトな言い回しで伝えることが多いため、なるべく否定的表現は避けたいということです。こういった場合、使いたい敬語は「わかりかねます」です。しかし少し固すぎる表現であるため、直近の上司などには「少し難しかったので、もう一度お願いします!」など、分からなかったけど理解したい! という誠意をみせる言葉を使いましょう。