5. 召し上がりました
上司「〇〇くん、お土産は食べた?」
「あ、はい! 美味しく召し上がりました!」
これは、おーい! とツッコミたくなる返しですね。「召し上がる」とは、「食べる」「飲む」の尊敬語にあたるので、自分の言葉として使うのは違和感でしかありません。この場合は「いただきました」が正解です。
6. とんでもございません
上司「今回の企画とても良かったよ!」
「いえいえ、とんでもございません!」
相手に言われたことに対して謙遜の意味をもって使いますが、これは日本語としても間違いだったってご存知でしたか? 「とんでもございません」は「とんでもない」を丁寧にした、という認識が広まっていますが、そもそも「とんでもない」とは形容詞で、1つの言葉。「ない」の部分を「ございません」に変えることはできないのです。その為、「とんでもない」を使う場合は「とんでもないことでございます」が正解です。それか「ありがとうございます! これからも精進します!」とフレッシュに素直に喜ぶ、と言うのも1つの手かもしれません。