3. しょぼい
「ビビって告白できなかったなんてしょぼいな」「あの作品の価値が分からないなんてしょぼいな」など、ぱっとしないこと、冴えないことに対して幅広く使われているのが「しょぼい」という言葉ですよね。
この言葉、江戸時代の小雨が降り続く様子を表した「しょぼしょぼ」という言葉が変化したという説があります。小雨が降り続くということは弱々しく陰気なイメージがあり、そこから無気力・冴えないという意味の「しょぼい」に変化したのではないかと言われています。
4. かったるい
「連日の残業、かったるいなー」「夏休み明けに抜き打ちテストなんて、ほんとかったるい」など、だるい、面倒くさいといった状態を表すのが「かったるい」という言葉です。
この言葉、遡ること平安時代。「カヒナダユシ」という言葉が由来と言われています。「カヒナ=かいな(腕)」「ダユシ=だるい」という意味なので、「カヒナダユシ=腕が疲れてだるい」という意味の言葉でした。「カヒナダユシ」→略され「カヒダルシ」→音便化して「カヒダルイ」→促音化して「かったるい」となりました。