5. 夜の暗さ
昔は「夜の一人道は暗くて怖い〜」などと口にしていた私ですが、いまや夜の暗さは味方でしかありません。夕方以降のツヤ感を全面に秘めた顔面は、人様にお見せできるものでは到底ございません。むしろ、薄暗さを求める傾向が強くなってきます。薄暗さに紛れれば、顔面偏差値はいくらか向上傾向にあると信じています。
6. 誤解を解くための弁解
人から誤解された時の弁解でさえ、めんどくさくなる傾向にあります。「いやいや、私が言おうとしていたのはこういう理由でこういう事情があったからであってね、全く全然そんなつもりはなかったんだよね、いやほんとにマジで」という一括りの茶番すらもめんどくさくなります。よっぽど大きな誤解を生んでいない限り、弁解する気も起きません。それで嫌われちゃったらもう仕方ないよね。という開き直りが徐々に高まります。
読み直すと、ただ全てにめんどくさがっている節が多々見受けられますね。ですがアラサーは楽しいです。色んなものが剥がれ落ちてきて、シンプルを好み始めます。“めんどくさい”と言ってしまえばその通りなのですが、つまりそれまで培ってきたなんやかんや、ゴタゴタ、自分を取り巻く全てのものの取捨選択を実行し始めます。しかも、シンプルな思考回路になるため、自分というものがよりクリアに見えてきます。アラサーは楽しいです。アラサーのみなさんはそのままお楽しみください。アラサー未満の方も心配しないでください。未来は明るいです。