4. 運
良い仕事をやっているチームに入るかどうかで成長のスピードやクオリティが変わってきます。でも、それは選ぶことができないことが多いです。運良く配属された部署が、あふれる才能と刺激に満ちたスタークリエーターばかりのダイナミックな現場と、毎日同じことばかりを繰り返す平坦な場所にいるのとでは数年で差がつくのは明らかです。運は完全にコントロールできません。ただ、自分が将来どうなっていたいのかを考えて、できるだけそんな現場に近づこうとするのです。環境が大切だという意識を持っているとちょっとした動き方が変わって、結果的にいい方向に行けることが多いと自分の経験上感じます。
あれ、わりと普通な4選になってしまいました。この時代だから必要、という特別なスキルはあまりないのかもしれません。メディアが変わろうと基礎的なスキルを身につけておけば応用が効き、いい仕事がしたいなら視野の広さと多少の運が必要ということなのでしょう。アートディレクターになりたい人が、情報が多すぎる世の中で迷った時にちょっと思い出してみる記事になっていると、僕はうれしいです。
