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【麻雀思考法】麻雀がビジネスにもたらすメリット7個

加藤広大 加藤広大


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5. 礼儀が身に付く

麻雀は無法地帯だと思われがちですが、決してそんなことはありません。対戦相手にしっかり礼儀を尽くさなければ勝負の神様は微笑んではくれないのです。もちろんマナーが悪い人も中にはいますが、これは補足の項目で書いた三味線のように死後裁きに遭いますから、良い子の皆さんはルールとマナーをきちんと守りましょう。

しかし、麻雀は負けがこんでくると、どうしてもイライラしたり悪心を抱いてしまったりするものです。そんな時、人はつい本性が出てしまいがちで、マナー違反やルール違反をしてしまうものなのです。どんなに負けがこんで辛い状況でもしっかりと発声する、点棒のやり取りを適当にしないなど意識的に気をつけていれば、麻雀の外の世界でも、自分がどんな精神状況であろうとも、常にマナーよく振る舞える力が身に付きます。

仕事相手とどうしてもウマが合わない、つい話していてイライラしてしまう。仕事がうまくいかず、つい愚痴ってしまったり何かや誰かにあたりたくなってしまう。そんな時には「あ、これ前局役満手をノミ手で蹴られて迎えた持ち点1,000点で焼鳥状態の南三局の9巡目に三軒リーチが入った状態だ」と思えばなんてことはありません。

【補足】

  • 「あ、これ前局役満手をノミ手で蹴られて迎えた持ち点1,000点で焼鳥状態の南三局の9巡目に三軒リーチが入った状態だ」
    絶望の意味。

6. 流れ(みたいなもの)が分かるようになる

オカルトVS科学のように、麻雀界でも長年「流れ論派」「そんなものあるわけないよ派」がバイラス・・・もとい議論を戦わせています。

個人的には「流れみたいなものは確実にあるが、それは説明できればデジタルになる」とどっち付かずの考えを持っていますが、確かに流れのようなものの存在を感じることはよくあります。これがすべて結果論と言ってしまえばそれまでですが、今までのことが積み重なった結果、相手との関係や心理状態など様々な要素が組み上がって現在があるわけですので、流れが「ない」とは決して言えないとは常々思っています。

調子が良い時は強気に、少し陰って来たら慎重に。これはそのまま仕事にも直結するのではないでしょうか。新製品が軒並み当たる、これはそのまま足元をすくわれないように注意しながら拡大していけば良いですし、どういうわけか今までと同じやり方なのに業績が下降している場合は、慎重に考えてやり方を変えなければいけません。

この辺りは本当に精神論、オカルトの世界なので断言はできませんが、麻雀は比較的短いスパンで流れのようなものを体験できるゲームです。人生では失敗できませんが、麻雀では失敗することができます。たくさん失敗することによって、自分の中に「こういう時はこう」というモデルが出来上がってくるのです。

【補足】

  • バイラス
    イカに酷似した宇宙生物だが、麻雀ではビールのツマミとして乾燥された物が供されることが多い。

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