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【麻雀思考法】麻雀がビジネスにもたらすメリット7個

加藤広大 加藤広大


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7. 麻雀好き同士だと、妙な連帯感が生まれる

上述したものとは少し毛色が違い特定の状況にしか当てはまりませんが、仕事の相手が麻雀好きだった場合には妙な連帯感が生まれるものです。

「麻雀好きなんですよ私」
「私も好きなんですよ麻雀」

それだけで相手との関係は他人から他家へ、いっきに距離が縮まります。これが例えば音楽だと、「あれ知ってる? あれ知らない? あれいいよね? あれもいいよね?」という不毛なサブカル知識バトルに発展しかねませんが、麻雀はなぜか「お前も鉄火場をくぐってきたんだな」と戦友のような気持ちになれるのです。上手い、下手に関わらずです。

昔は接待麻雀などよくあったようですが、今はどうなのでしょうか? 詳しくは分かりませんが、私も過去、何度か接待麻雀(地味た感じの集まり)で卓を囲んだことがあります。その時は一番下っ端、年下でしたので、もちろん全力でやりました。当時若さ故に勝負事で力を抜くのは相手に失礼だと思っていたからです。また、鉄砲だったので本気でやらざるを得なかったという金銭的事情もありました。

その結果どうなったかと言えば、先方からいただいた評価は「お前なかなか面白いな」でした。その「面白いな」は麻雀の内容が面白かったのか、接待麻雀なのに接待相手を完全マークして一切好きなことをさせずに完勝したことへの皮肉だったのかは分かりませんが、その方とは今でも良いお付き合いをさせていただいております。

接待麻雀ではないにしても、共通の趣味があれば仲良くなりやすいものです。こと年代が違う方ならば尚更です。麻雀をちょっと齧る程度でもプレイしておけば、いざという時に話が広がるかも知れません。

【補足】

  • 鉄砲
    お金を持たずに勝負に出かけること。負けた場合はトイレの窓から逃走する。

 

何が言いたかったかと言えば、雀荘の飯は美味い

さて、つらつらとご紹介させていただきました。麻雀思考法、大した思考ではございませんが、どれもこれも麻雀から学んだものです。

最後に、今回一番言いたかったこととして、雀荘の飯は美味い。ということをお伝えして終わりとさせていただきます。雀荘メシは店屋物からハウスメイド、カップラーメンから焼きそばまでいろいろありますが、どれもこれも鉄火場で食うと一味も二味も違います。

私は徹マンしていた朝方に、雀荘のおばちゃんがなぜかサービスで持って来てくれる手作りのおにぎりやお味噌汁、景気が良い時はカレーなどが本当に大好きでして、それを卓を囲んでいる友人や、初めて知りあった人と食べながら、他愛のない会話をするのがとてもお気に入りです。まさに同じ釜の飯を食うとでも申しましょうか、まるで部活の後のような非常に清々しい気持ちになるのです。

そして、もう少し打ち続けて解散となり、場代などを支払って雀荘の外に出るともうすっかり外は昼間。眩しい陽の光に目を潰され家に帰って布団に入ると、どこか遠くからじゃらじゃらと、洗牌の音がかすかに聞こえてくるのです。

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