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【麻雀思考法】麻雀がビジネスにもたらすメリット7個

加藤広大 加藤広大


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3. 相手の顔色が伺えるようになり、洞察力が身に付く

オンラインゲームを除き、麻雀は通常対面での勝負ですから、相手の顔色を見る力が身に付きます。手が悪い時、良い時、いずれも表情や仕草に現れます。上手い人は顔には出しませんが、その時はツモる時の動作だったり、捨て牌選択のスピード、腰の使い方などを総合して判断します。

一度や二度では分からなくても、相手が手を開けた時に答え合わせができます。その情報の蓄積を利用して、こんな顔をした時は良い、あの顔をした時は悪い。と短い時間で判断ができるようになります。

また、麻雀は捨て牌で会話しているようなものですので、自分や相手が捨てた牌を見た時に少し怪訝そうな顔をしたら、将来待ち牌になりそうだな、急所っぽいなということが分かりますし、同じ牌が連続して切られた時に嬉しそうな顔をしていたら、壁が出来て良い待ちになったかなと想像することができます。単純な表情だけでなく、まゆの動かし方や目線の動き方でもそれらは分かります。

仕事でも、会話の最中に少し眉をしかめたりする瞬間が捉えられれば、話の展開を変えてみたり、嬉しそうな表情や仕草をすればその話題をもっと深く掘り下げてみるなど、細かいしぐさや表情などを素早く感じ取り、臨機応変に進行できるようになります。

【補足】

  • ツモる
    自分の順番が回って来た時に山から牌をひとつだけ持ってくること。2つでも3つでもいけない。
  • 捨て牌
    自分の手の中で要らない牌をひとつ捨てること。後々考えたら必要だった場合が多い。
  • 腰を使う
    鳴くような仕草を見せたり、身体が反応してしまうこと。わざとやると三味線とみなされ、死後裁きに遭う。

4. 攻め際、引き際の判断が身に付く

ポーカーに代表されるゲームでも言えることですが、「いく」「いかない」の判断攻め際、引き際を身につけることができます。このいわゆる押し引きの感覚は、仕事でも人生でも身に付けておいて損はないでしょう。

自分がトップ目、2着に50,000点の差を付けているとき、相手のリーチに向かって突っ込んでいく必要はありませんし、ほぼ待ちが解っている染め手に嵌張かんちゃん 待ち、しかもラスト1枚の六筒ろーぴん で勝負にいくことは割に合いません(もちろん、それを選ばざるを得ない状況もあります)。また、危険牌を切るにしても何牌までは通すが、この筋だけは決して切らないなど、毎局毎局判断と決断の連続に迫られます。

この攻め際、引き際の感覚はもちろん交渉ごとをはじめとした仕事にも役に立ちますが、恋愛などにも役立ちそうですね。と思ったのですがよく考えたら私はこの感覚が恋愛の役に立ったことは一度もありません。常にゼンツッパで玉砕です。

【補足】

  • トップ目
    目下一番勝利に近い状態のこと。一番つらい状況とも言える。
  • ほぼ待ちが解っている染め手に嵌張(かんちゃん)待ち、しかもラスト1枚の六筒(ろーぴん)で勝負にいくこと
    よく見たらドラ表示牌が六筒で死亡確定の意味。
  • ゼンツッパ
    恋は盲目の意味。

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