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「境界性パーソナリティ障害(人格障害)」という病とその対処方法

芦沢壮一 芦沢壮一


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境界性パーソナリティ障害の行動特性

境界性パーソナリティー障害の行動特性と背景を幾つか抜粋します。

  • 境界性パーソナリティ障害とは、感情をコントロールすることが苦手で、人間関係のトラブルを起こしやすく、自傷行為に及んでしまうこともある精神疾患。
  • 感情のぶれが激しく、急に怒ったり、自傷行為に及んだりします。その感情や行動の激しさに、周囲の人が巻き込まれることも多いです。
  • 感情と行動が不安定なことにより、対人関係も悪くなります。対人関係がうまくいかないのは、相手に対する思い込みが強いことも原因になっている場合もあります。あれほど絶賛していた人を急にこき下ろしたり、反応が両極端になるのも特徴です。患者本人には自分が病気だという自覚が乏しく、相手が悪い、周りが悪いと思い込む傾向にあります。

なお、統合失調症と不安障害のどちらともつかない症状を境界性(ボーダーライン)と呼んだことが境界性パーソナリティ障害という名前の発端とされています。
出典:境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害)の診断、症状、治療

私が身近に接してみて感じた特徴とほぼ一致しています(自傷行為は除く)。加えて、激昂した際の「言葉遣い」が異常なほどに汚くなり、吐き捨てるような表現をし、普通の感覚では2度と顔を合わせられないほどの言葉を相手にぶつけます。しかし感情が落ち着くと「そんな事は言っていない、私は常に冷静だ」と別人格のようになります。

また自分自身が正しいという想いが極度に強く、社会規範や道徳的な側面に反することに対して異常に執着し批判します。社会的な事件に対するtwitterや2chでの「私的制裁」にも似た感覚です。そうして自分の優位性を保ちながら、相手を攻撃することを正当化します。

攻撃する特定の相手を定め、その人の悪い点が全ての人格だと思い込み、徹底的に攻撃します。また普段からその機会を探すように周囲を見渡しています。突然に激しく怒ることに、本人として恥ずかしさや後悔は無く、正しい行動だと心の底から信じているように感じられます。

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