• MV_1120x330
  • MV_1120x330

現役音大生がソフトバンクのCM音楽の秘密を解説

原田真帆 原田真帆


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

巷に流れるクラシック音楽を現役音大生が解説するこの企画。第1回目の今日は『SoftBank』のCM音楽について解説します。

白戸家お父さん登場の音楽

白戸家のCMが始まった時の衝撃と言ったら、それはやはりあの「お父さんが犬」というのが最大の驚きでした。

そんなお父さん登場の時にかかるのがこちら。

Reference:YouTube

これはロシアの作曲家プロコフィエフが書いた曲。かの有名なシェイクスピアの『ロメオとジュリエット』のお話を原作にしたバレエのために書かれた音楽なのです。

そんなバレエ音楽の中の1曲、『モンタギュー家とキャピュレット家』が、SoftBankのCMで流れています。ちなみにこの曲は、2006年に人気を博したドラマ『のだめカンタービレ』で、竹中直人さん演じる、ドイツ人の名指揮者シュトレーゼマンの登場音楽としても挿入されています。

ちょっと乱暴さも含んだ低音に、こっけいな旋律が乗って、「怪しさ」や「不思議さ」を感じさせるこの曲は、キャラクター設定がありえない白戸家や、ヘンタイなのか巨匠なのかわからないシュトレーゼマンを表すのにぴったりだったのです。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP