白戸家団らんの音楽
一方、白戸家の和やかな会話が繰り広げられる時にはこちらの音楽がかかります。
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こちらは同じくロシアの作曲家・チャイコフスキーが、やはりバレエのために作曲した音楽で、ホフマン原作『くるみ割り人形』という演目の中の『あし笛の踊り』です。
本家の『くるみ割り人形』のストーリーでは、くるみ割り人形から人間に化けた王子が主人公姫をおもちゃの国を案内する中で、各国の踊り子が舞いを見せるシーンの一部。
あし笛とは、茎の内部が空洞になっている「
なるほど爽やかな笛の音がするな、という印象の音楽ですが、どこかおとぼけな雰囲気もありますね。これはファゴットの特性で、この楽器は少しおどけた音色が得意な笛です。この曲が流れることで、樋口可南子さん演じるお母さんとお兄ちゃんことダンテ・カーヴァーさん、娘役の上戸彩さんの会話のほほえましさが増します。