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バブル時代と2016卒の就活を比べてみた【連載】現役女子就活生の翻弄されまくり日記

はるのん はるのん


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③インターネットがない就活

Fテレビの面接会場シーンでこんなやりとりがあります。

『知ってる?  今年は東京ラブストーリーのあらすじ言えないと受からないんだって』

『!? ほんとですか・・・(週刊誌を慌てて読みだす)』

映画をぼーっとみていた私は『ググれかす』と思わず口に出してしまいそうになったと同時に、『この映画にはインターネット自体が出てきていない』という、超重要事項に気付きました。平成生まれの悪いところですね。リクルートサイトを通じてプレエントリー後、初めて本エントリー可能、という流れが当たり前になっている今の時代に就活をしている私は、きっとバブル時代の就活では内定一つももらえない気がします(2015年現在でももらえてないけど)。

④『なりたいものじゃなくて、なれるものを探し始めたらもう大人なんだよ』は、バブルもいまも変わってない

お金の使い方以外に振る舞い一つとっても大袈裟で派手なバブルの世界を、まるで別の国のことのように思いながら観ていた私が、唯一心から共感できるセリフがありました。

『なんでも自分の思い通りになるって信じた・・・きっと子供がみてる最後の夢です。その夢から早く覚めた奴から順番に大人になっていくんだ。なりたいものじゃなくて、なれるものを探し始めたらもう大人なんです!』

今風に言えば“意識高く”マスコミを第一志望に就活していたものの、途中で諦めてメーカーに就職を決めた立川のセリフです。この映画を深夜に見ていた私はテレビの前で号泣してしまいました。立川のせいで、翌日の面接は目が腫れたまま受けました。面接の最中も私の心は立川のことでいっぱいになっていて結果がかなり怪しいのですが、それくらい衝撃的なセリフでした。きっと立川が言うように、就活というのはいつの時代も大人とこどもの色々な意味での境目なのかなと思います。

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