こんにちは。この前ある駅の改札を出たところでちょうどラクロス部の大移動に巻き込まれ、ラクロスの棒みたいなやつを3回くらい足にぶつけられて痣になってるはるのんです。痛い。4次面接で落とされるより痛い。
さて。今回はOB訪問ではない、新たな境地に足を踏み入れたいと思います。ネタがなくなってきてるんだろとか核心に触れないでくださいね。どうしてもOB訪問以外に書きたいことがあったのです。ほんとうです。
バブルをどうしても感じてみたかったから、プリンセスプリンセスのダイアモンド(低音質)を聴きながら、六本木交差点渡ってみた。やっぱりバブルはわからなかった。 https://t.co/tXfC2uabLs
— はるのん (@miiiiiignon) 21 Mars 2015
ある日外資金融マンにOB訪問をした際、私はあることを尋ねました。
『これから日本がバブルになることってあるんですか?』
すると彼は、こんなバカな大学生のバカな質問に対して真面目に答えてくれました。
『いや、実は今はプチバブル期が終わりかけているところなんだよ。でもそのバブルを体感している人たちはごく一部だから、みんなが気が付かないうちに終わっちゃったっていう感じかなあ。たぶん、バブルへGO! っていう映画みたいに六本木交差点で万札何枚もビラビラさせてタクシー捕まえるっていうようなザ・バブルはもうないと思う』
私は最終面接で落とされたのと同じくらいショックを受けました。 バブル未経験者な私は、以前からバブルにかなりの憧れを抱いています。バブル時代を舞台にした映画「バブルへGO!」が好きすぎて7回も観たり、六本木交差点もプリプリのダイアモンドを聞きながら渡ったり、バブルって何だったんだろうと意外とロマンチックに思いをはせたりしていました。自分が生きてるうちに再バブルにならないかなあ、と淡い期待を抱いていましたが、この外資金融マンによって私の夢は打ち砕かれました。
かなり本気で落ち込んだ私に、外資金融マンはこんなことを言いました。
『でもね、バブル時代の就活って超売り手市場だったんだけど、それはいまも似通っているところはあると思うよ。だって今も売り手市場なわけだからね』
もしかして私、知らないうちにバブル感じちゃってるの!? もしかしてその自覚がないってこと自体が“バブル”なの!?(内定もらってないけど)と、困惑した私に外資金融マンは続けます。
「そんなに希望を持てた?(笑)もしバブル期の就活をもっと知りたかったら、『就職戦線異常なし』って映画見るといいよ。織田裕二出てるしストーリーも面白いからおすすめ」
「就職戦線異常なし」ま、まさに今の私が観るべき映画・・・。すごい! 外資金融マンありがとう!! その日私は、こんな素敵なOB訪問が世の中に存在するのか、と感動で目をうるませながら終電で帰宅しました。
だいぶ前置きが長くなりましたが、今回は映画を通してバブル時代と2016卒の就活を比べてみようと思います。ちなみに街クリでは田中泰延さんが神の領域で映画について語りまくっているのですが、それを読んだあとに自分のを読むと自分の無力さに絶望しそうです。そんなリスクを背負ってまで映画に絡む、という私の勇気を褒めてください。