• MV_1120x330
  • MV_1120x330

僕が旅に出るなという10の理由【連載】嫁公認コラム

5歳【嫁公認アカウント】 5歳【嫁公認アカウント】


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

はたまた旅に出て欲しいという気持ちがある反面、ここらへんもうちょっと若者に考えて欲しいなと思う点があります。僕の中での反省点でもあるのですが・・・、そう思っていた所コラムに寄せられた感想でこんな質問がありました。

 

「何故今になって旅に出た事を後悔するような物言いをしていたんですか? その理由は?」

 

ずばり言います。

その理由は″時間の借金問題″です。

僕は一生のうち人に与えられた休日というのは大体みんな一緒なんじゃないかなと考えています。神様は割と皆平等に休日を与えている気がする。

平均的に言えば人は5日働き2日休日を貰える。

この法則でいうと7日間の休日を手に入れる為には17日程度の労働が必要になる。

それが例えば1カ月間の休みなら75日連続労働

3ヵ月のロングバケーションなら225日の連続労働

一年の超ロングバケーションなら900日(失神)

 

普通なら頑張って働いてコツコツと休日ポイントを貯めておくものです。しかし若くして思い立った旅人は貯金が無いものですから″休日の前借り″をする事になります。貯めてないのに使おうとするのですからしょうがありません、時間の借金です。しかもこの借金は返済する時は利子が付いてきます。

ちなみに僕の場合は休日の前借りをとにかくしまくったので借金を返済するのは相当大変でした。それこそ寝ずに働いた時期がありました。そういった意味でも若いうちに際限無く休み、そして自由に時間を過ごし過ぎるのは如何なものかな、と経験者の視点と、老婆心ながらに思ってしまうのです。

しかし就職している人達はちゃんとコツコツ働いているワケで、自由人は思いっきり遊んだ分、この位の人生のペナルティーは当然なんですよね。

しかし旅に出る前この大切な真実″休日の前借り″の事は誰も教えてくれなかった。僕がその頃愛読していた日本を代表する自由人であり旅人の高橋歩さんの本にもそんな事は書いていなかった。まぁ嫌でもあとで知る事になるわけですけど・・・。

 

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP