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習い事、どうしよう【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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まず、本人の意思がよく分からない。
 
親としては、子どもが「これをやってみたい」と言えば、それに応える努力は惜しまない。もし息子が、サッカーをしたい、と言えば、子どもにも無理なく通えて、力もついて、仲間も増える、楽しそうなサッカースクールを全力で探すだろう。ネット検索も、ママ友へのリサーチも、使えるネットワークは全部使って、いいスクールに通わせてあげたい。
うちの息子も、もう少し精神的に大きくなって5歳、6歳くらいになれば、自分の意思も言うようになるかもしれない。あの錦織圭選手も、初めてラケットを握ったのは5歳だったという。ゴルフでいうと、松山英樹選手は4歳、石川遼選手は6歳からスタートしたのだそうだ。本人のやる気がないことには、どんな習い事をさせても長続きしないし、モノにもならないだろう。だから、何かしたいものをはっきり言うようになるまで、こちらが待つ、というのもひとつの手かなとは思う。

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