スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、アインシュタインがいつも同じスタイルの服を着ている(た)というのは有名な話ですよね。その理由が「小さな決断に大切なエネルギーを使わないため」というのもみなさんご存じかと思います。
服をユニフォーム化することで、毎朝悩む必要も無くなり、さらに『自身のアイコン化に成功』するという2度おいしいこの試み。人の上に立つ人間にとって『自身をアイコン化』し、『決断の数を減らす』ということはビジネスを進めていく上で非常に有効な手段だと思います。
彼らとは規模こそ違えど、我々ビジネスマンもいわば仕事人。できることなら不用な決断は避けたい。仕事だけに力を100%注ぎたい。ということで、突然ですが、私も1週間にわたり私生活での“決定”を全て放棄してみました。
「悩みそう」「迷いそう」「選ばなければいけない」
この3つのうち1つでも発生しそうな物事は、思いつく限り放棄しました。最後にまとめもございますので、ぜひご覧くださいね。
実際やってみた「放棄事項」
1. 服の決定を放棄
これはもちろんやりました。同じワンピースを2着買い、洗い替えしながら1週間着続けました。家にいる時も外に出る時も毎日同じ格好。これは実際に試したことのある人なら分かると思いますが、かなり気持ちが楽になります。得に私のような毎日“外に出ない”人間は、たまに外出するときに何を着ていいのかが分からなくなります。そんな心的負担を驚くほど和らげてくれます。家の中にいるときも小綺麗なワンピースを着ちゃっているので、気分にメリハリがつきます。
2. 化粧の放棄
たとえ毎日同じメイク法だとしても、「色の口紅を塗ろう?」「どんな感じにチークを入れよう?」と、手の動きに迷いが出る時はあります。ということで化粧の放棄しました。さすがに素肌を晒すことは世間の皆様に申し訳ない、ということでベースメイクのみですが、パーツメイクは一切やめました。