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シェイプ・オブ・ウォーター、ラッキーなど2018年3月の注目映画

加藤広大 加藤広大


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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

とにかくその邦題から、パンフレットの売上が心配な作品である。

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのパンフレットをください」

と、一体何%の日本人が噛まずに言えるだろうか。覚えることすら難しい。3月に公開される映画のなかで、邦題のせいで1位2位を争うハンディキャップを背負わされた不遇の作品だと思う。

Reference:YouTube

しかし、話の筋や予告編はとても面白そうである。ちなみに、モード・ルイスは実在の画家であり、彼女は病気に悩まされながらも、家の周りの草花や動物、風景などを描き続けた。ティーポットから薪ストーブ、壁や鏡に至るまで、すべてがキャンバスだった。その様子は予告編でも映されている。

カナダの片田舎で暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、幼少の頃より重いリウマチを患い、一族郎党から厄介者扱いされていた。彼女はその柵から逃れようと、住み込みの家政婦になろうと決意する。勤め先は町外れに暮らす行商人エベレット(イーサン・ホーク)が住む小さな小屋。お互い複雑で困難な人生を歩んで来た者同士であり、衝突しながらも徐々に二人の距離は縮まっていく。そんなある日、彼女の絵の才能を見抜いた一人の女性と出会うことにより、モードの絵は一躍有名になる。そして物語は大きく展開していく。

ところで、なぜか今の今まで気づかなかったのだが、「どこかで見たことあるなあ、この女性」と思っていたら、モードを演じるサリー・ホーキンスは「シェイプ・オブ・ウォーター」でも主演を張っていた。続けざまの紹介になってしまって申し訳ないが、「当たり役、連発で掴みましたね」ということでひとつ。

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