「スクール・オブ・ロック」
ベタベタのベッタベタで申し訳ありませんが、「何度でも演奏シーンが見たくなる映画」という観点でセレクトするならば、本作は入れておかねばならないでしょう。コラムを書くにあたって色んな映画を思い出して演奏シーンを確認したのですが、やっぱり外せませんでした。リチャード・リンクレイター監督の「スクール・オブ・ロック」、そのクライマックスで演奏される『School Of Rock』でございます。
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こちらも「シング・ストリート 未来へのうた」と同じく、映画を観ていればイントロのギターで既に号泣必至でして、アンガス・ヤング直系のジャック・ブラックに爆笑する暇すら与えてもらえません。
ひょんなことからモグりの教師となってしまったデューイ・フィン(ジャック・ブラック)が開いた「スクール・オブ・ロック」の集成体は、ステージに上っている子たちから裏方も含めて、「ザックはお父さんと色々あったよなあ」とか、「コーラスの子が
本作の最後にはちょっとしたエピソードがあり、デューイが学校を去ってからも「スクール・オブ・ロック」は存続していることが明かされます。そこで映画は終わるのですが、そこから時は流れてですね
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なんと、現実世界で集まって演ったんですよ。こんな幸せな同窓会ってあります?
ちなみに、本作はネットでレンタルするよりは、ぜひDVDで借りるのがおすすめです。なぜならば特典映像が素晴らしいからでして、レッド・ツェッペリンに「ロックの神よ! 重要なシーンなので是非使わせて欲しい!」と皆で『移民の歌』の権利を使わせてくれと頼むシーンは必見です。ぜひ。