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【2017年】10月末から年末にかけての注目映画12本

加藤広大 加藤広大


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密偵/The Age of Shadows

日本統治時代を描いた韓国映画は「暗殺」、「お嬢さん」など、とんでもないレベルの作品が制作されています。「密偵」もまた、日本統治時代が舞台であり、誰が敵なのか味方なのか、裏切りに次ぐ裏切り、大どんでん返しは必至の作品であるでしょう。

Reference:YouTube

「大どんでん返し必至」と、キャッチコピーに困った映画のように書いてしまいましたが、昨今の韓国映画を観るに、まさにそうだとしか言いようがなく、高い確率で「密偵」もそうであろうと思われます。

ときに、「日本統治時代」そして「韓国映画」がプラスされると、拒否反応を示してしまう方もいらっしゃるでしょうが、そういった方は、本作を観る前にまずは「暗殺」をご覧になってみてください。見終えた後、あなたはきっと韓国映画ファンになり、カタコト日本語フェチになっているはずです。

「密偵」
2017年11月11日公開予定
オフィシャルサイト

エンドレス・ポエトリー/Endless Poetry

「観たい映画」とは別に「観なければならない映画」というものが存在します。といってもそんな高尚なものではなく、「◯◯が好きだから出演/監督作品は毎回必ず観る」程度のもので、私にも何人かおりますが、それが本作の監督、アレハンドロ・ホドロフスキーでございます。最新作の名前は「エンドレス・ポエトリー」。

Reference:YouTube

もはや「奇才」や「カルト映画界の巨匠」などという冠は必要ないでしょう。なぜなら「だいぶアレな人だな」というのはもう皆が知っているからです。知らない人には1本作品を観せてみればよろしい。

ちなみに本作、前作「リアリティのダンス」の続編的存在ですが、「必ず観ろ」とは言えません、なぜなら「観ても意味が分からない」可能性が高いからでして、映画を観に行くというよりは「ホドロフスキーが作ったものを観に行く」という不思議な感覚を、ぜひとも味わっていただきたいと思います。

エンドレス・ポエトリー
2017年11月18日公開予定
オフィシャルサイト

ローガン・ラッキー/Logan Lucky

監督復帰を果たしたスティーブン・ソダーバーグ曰く「これは、『オーシャンズ』シリーズの従兄弟版だ。ただチームにはお金も最新技術もない。まるでオーシャンズの真逆のような作品でもある」と語っています。

Reference:YouTube

予告編を観る限り「なるほど、その通りだな」という印象しかありません。本作こそはポップコーン片手に気軽に楽しみたいですね。

とは言え、チャニング・テイタムとダニエル・クレイグと共に本作主演のアダム・ドライバー、あなたこの前「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でダークサイドに堕ちた中二病全開のジェダイ・キラーを演って、「沈黙 -サイレンス-」で激ヤセ宣教師を演って、「パターソン」でポエマー兼バスのドライバーを演って、また年末に「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」って、ちょっと出演し過ぎじゃないですかね。

もう何観ても「いつダークサイドに堕ちるのか」とヒヤヒヤものなのですが、人気も納得、演技を重ねるごとに良くなっていってますよね。今後も楽しみな役者さんです。

ローガン・ラッキー
2017年11月18日公開予定
オフィシャルサイト

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