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続編、リメイクが残念じゃなかった名作映画5選

加藤広大 加藤広大


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「ドーン・オブ・ザ・デッド」2004年

ジョージ・A・ロメロ大先生が監督したゾンビ映画の金字塔「ゾンビ(Dawn of the Dead)」を恐れることなくリメイクし、実力派俳優を取り揃え、あまつさえ「ゾンビが走る」という絶望設定を付け加えることにより、ゾンビ映画の社会的地位を底上げすることに成功した・・・ような気がする傑作が「ドーン・オブ・ザ・デッド」です。監督はザック・スナイダー。

Reference:YouTube

ストーリーは、主人公の看護婦のアナがある日、目を覚ますと、すでに世界は大量のゾンビが元気に走り回るアポカリプス・ナウ。

命からがら車に乗り逃走するサラ、不運にもベタに木に衝突してしまい、意識を失います。そしてタイトルバックが現れ、流れるBGMはジョニー・キャッシュの『The man comes around』。

「ヨハネの黙示録の四騎士」をモチーフにしたストーリーが、ジョニー・キャッシュの絶望感溢れるしゃがれ声で語られます。

その後は、よくあるゾンビ映画よろしく、逃げてもゾンビ、逃げてもゾンビ、ショッピングモールに行き着いて安息の地を手に入れたかと思いきやゾンビ、そしてゾンビより怖い人間模様とステレオタイプなのですが、このステレオタイプを作ったのが「ゾンビ」なのですから仕方がありません。しかし、王道ゆえの素晴らしさ、そして単なるリメイクに終わらない美しさのある作品です。

「ゾンビ映画っていっぱいあるから、何から観ていいのか分からない・・・」という方は、ぜひこのリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」を手にとってみてください。

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