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続編、リメイクが残念じゃなかった名作映画5選

加藤広大 加藤広大


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「T2 トレインスポッティング」2017年

今、もっともタイムリーな続編といえば、1996年に公開された映画「トレイン・スポッティング」から約20年を経て公開された「T2 トレインスポッティング」でしょう。

Reference:YouTube

私、公開翌日に観て来たのですが、もう本当に面白くて面白くて、仕事でもないのにクソ長い感想文を書いてしまいました。

前作から引き続き、「どうしようもない奴らが、しょうもないことをやる」映画には変わりありません。

しかし、20年前はどうしようもない/どうだってよかったことは、20年経った今、「どうすることもできないこと」となって目の前に立ちはだかったり、追いかけて来たりする。これが怖い。

「トレイン・スポッティング」で有名なあの言葉遊び「Choose a life…」の20年後、彼らは何を選び、選ばなかったのか、そして、年をとるにつれ選択肢がなくなってきたとき、どんな道を選ぶのか。人間誰しもがぶつかる普遍的な問題をコチラ側に突き付けてくるのです。

と、同時になんだか郷愁感も物凄い映画でして、誤解を恐れずに言えば「あ、これ、エディンバラ版秒速5センチメートル」だなとも思いました。何が秒速5センチメートルかと言えば、それはおそらく血管に注入されたヘ〇インが移動する速度でしょうか。なんだかロマンチックですね。

本作に関しては、どうしても前作が未見だと混乱してしまうでしょう。そして、前作を「いつ観たか」で評価が大きく変わってしまう作品だと思います。それゆえ紹介、おすすめするのも難しいのですが、個人的にはどうしてもセレクトに加えたかった作品ですので、場を設けさせていただきました。

鑑賞前にはぜひ「トレイン・スポッティング」を観てから臨んでいただくと、よろしいかと思います。
 
 
さて、いろいろとご紹介してまいりましたが、続編物の世界にもいろいろあるんですね。しかし、駄作と言われている続編物も味わいようによっては意外と楽しめたりするものです。

ただ単純に「ダサクダー」と文句をつけるだけでなく、面白がりながら「あれはないよねw だってさw」と突っ込める映画ファンでいたいものですな。

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