付加価値が高いドローン
ある調査会社では、国内のドローンビジネス(機体やソフトウェアなどのサービス売上)の市場規模が、2018年で84億円、2020年では406億円に拡大すると見ています。機体そのものは小さいですが、例えば地図情報システムとの連係、最適な航路を見極めるAI(人工知能)機能、ドローンの目となるカメラとその画像処理システムなど必要となるテクノロジーは多種にわたります。注目のIoT(モノのインターネット)やビッグデーター解析が大いに生きる分野でもあります。
そしてドローン技術を使ったサービス業に期待でしょう。アメリカ在住のドローンオペレーターの男性が妻の浮気の追跡にドローンを使い、上空からその現場をキャッチした、と日本のテレビでも報じられました。将来は探偵業にも使われるかもしれませんね。登下校の子供の姿を上空から監視し、そこから危険な箇所を分析し、改善を提案するサービスなども成り立つかもしれません。