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和食は世界遺産、それなのに私たちの食生活はさらに日本食離れへと

沢葦夫 沢葦夫


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女性就業率の上昇も関係か

次のグラフは、肉と調理食品と女性の就業率の推移を示しています。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/12/machi20161210tobi-wasyoku-3.png

女性も仕事で忙しくなれば調理に時間はかけられません。調理が楽な肉類にしたり、1・2品調理食品を加えたりするのは、無理からぬことでしょう。焼き魚の調理には煙がつきもので、さらに小さな子供がいれば小骨を気にかけなければなりません。食後は器具の洗浄に手間がかかり、捨てた骨や皮は匂いを発します。残念ながら、敬遠される要素が多いと言えるでしょう。世帯主の年代別に支出を比較すると、あきらかに若い世代では魚介類の支出が少なく、肉が優勢なことが分かります。さらに中・高齢者の世帯でさえも、肉の支出比率が魚より上昇中なのです。

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