日本食は特別なものになりつつある?
次のグラフは外食の支出推移です。洋食系の外食への支出のほうが上昇率も高そうですが、和食系も悪くありません。外食も就労者が増えることで昼食の需要が高まります。レジャーや街に出掛ける人が増えても同様。そんな外食の際に和食が選ばれているようです。手間がかかる料理は外食でという傾向が読み取れなくもありません。
バリエーションがなくなると消費は衰退する方向にいく危険があります。奥行のない消費には飽きてしまうからに他なりません。食育は健康のため、文化を学ぶためだけではなく、健全で豊かな感性にもとづいた消費をも育む。そう期待できなくもありません。