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銀座の三つ星寿司店「あら輝」がロンドンへやってきた!

武田高建 武田高建


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The Arakiとは

THE ARAKIは2014年10月にロンドンでオープン。場所はRegent’s street(ロンドンきってのショッピング街)とSavile Row(背広の語源となった一流紳士服仕立て屋が連なる通り)に挟まれたNew Burlingston street。お任せのみ£300(5万8千円)、カウンター9席の要予約。
 

荒木さんのプロフィールは以下の通り。

荒木 水都弘(あらき みつひろ)
銀座の『きよ田』主人・新津武昭の薫陶を受け、2000年、世田谷の上野毛に『あら輝』を開店。その後2010年に銀座へ移転し、この年に出版された『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011』で3つ星を獲得。翌年も連続して3つ星を獲得した。2014年、多くの人々に惜しまれつつ、銀座「あら輝」を閉店。ミシュラン最高の3つ星評価を受けながら、「自分をもっと成長させたい。現役でいる以上は常に最高の自分でありたい。もっと自分自信が鮨を通じて色んな人に出会いたいし、国境を越えてみたい」と、ロンドン渡航を決意。鮨道を歩み続けた荒木氏が追いかける夢、それは『あら輝』をロンドンにオープンする事だった。多くの人が別れを惜しみながらも、その門出を祝った。そして2014年10月20日、ロンドンに「THE ARAKI」オープンした。
参考:西酒造


http://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/08/12.jpg

The Arakiへ

という事で早速、THE ARAKIに行って来ました! というほど手軽には行けません。THE ARAKIのメニューはお任せのみのお一人様£300(5万8千円)! 行きつけの店(マック)のクーポンで溢れる財布を持つ者には簡単に行けない場所なのです。「あぁ、せっかくミシュラン3つ星の寿司がロンドンに来たのに、、、、」となかなか行く機会(お金)がなくて悩んでいたのですが、ついに、ついに!!!! ある方のご好意によって行く事が出来ました。水曜夕方18時、お昼をスタバで軽く取って空腹にしておき、いざ出陣!!!

ゴージャスに彩るロンドンの高級レストランとは一味違う、シンプルな内装。カウンター9席にも関わらず、大将含めシェフ3人にホールスタッフ4人。9人に7人で対応するという神対応。正に『O・MO・TE・NA・SHI』をロンドンで体験できる空間です。加えて嵐の前の静けさというのだろうか。静かだ。余計な音楽も彩りもない。高級店特有の緊張感が漂っていると思うのは、自分が緊張しているせいだろうか。

そんな中、一品目のスープ。胃袋に点火されスイッチが入る。

続いて、
・スズキの刺身
・アワビとホタテの餡かけ
・サーモンのスリミとホタテの紐
・マグロのタルタル、トリュフかけ

どれも丁寧な仕込みがされていて奥深い。隣のお客さんは、「Wonderful」「Great」「Unbelievable」「Fantastic」と唸っている。多様な英語の褒め言葉を学びたいならARAKIへ、と言っても過言ではないほど絶賛の声が飛び交っていた。そして、待ちに待ったメインの寿司の登場。マグロが取り出される。客から歓声。「こんなマグロ見たことがない」「何処から仕入れたんだ!?」と質問攻め。

・赤身一貫
・中トロ2貫
・大トロ2貫

至福の時間。外国人の客も素手でネタを下にして食べている。通だ。

・しめ鯖
・イカ
・エビ

手作りのガリも上手い。

・サーモン

サーモンは、イギリスでは一番人気の魚。日本の寿司を押し付けるのではなく、出来るだけローカルの魚を使おうとしているらしい。

・赤身の漬け
・トロの炙り

生ワサビはすりおろし。ツーンとくるワサビは久しぶりだ。

・ウナギの海苔巻き

卵でしめる。足りない人には、トロの巻物サービス。粋です。

値段が高ければ高いほど、それに見合うものを提供する責任が生じる。それをロンドンという海外で挑戦するんだという気持ちが寿司と共に握られていました。

  • 始まり
  • 終わり

※食べ物の写真撮影は、他のお客様を考慮して控えさせて頂きました。

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