結局ところ･･･『スラムダンク』を読めよ！
ここで、バスケを楽しく観るために1番効果のある、裏技を伝授しよう。
「『スラムダンク』を、読め！」
この記事をお読みになっている方々に『スラムダンク』を知らない人はいないと思うが、一応簡単に紹介しよう。
『スラムダンク』とは90年代に少年ジャンプに連載されていたバスケを題材としたスポーツ漫画。赤髪の不良高校生、桜木花道がひょんなきっかけでバスケを始めるところから物語は始まる。初めは精神的にも技術的にも未熟な桜木だったが、クセの強いチームメイトや他校のライバルたちと切磋琢磨する中、どんどん成長していく。まさに努力・友情・勝利という少年ジャンプが抱えるスローガンの王道ストーリーである。
話が進むほどに胸熱な展開と所々挟まれる笑いのせいで、ページをめくる手が止まらなくなる。『スラムダンク』は当時、絶対にバスケ漫画は売れないと言われていた中で大人気を博した。連載最後の年である96年には、バスケ競技者数が100万人を超えていた（現在は約60万人）。その後、『黒子のバスケ』や『あひるの空』という人気漫画が登場したのも、スラムダンクがあってのことだろう。
多くの人たちに影響を与えた『スラムダンク』を読めば、否応なしにバスケに興味が沸くだろう。そうなればあとは簡単、おのずとバスケの試合観戦も楽しめる。だから、Bリーグを楽しく観戦するにはスラムダンクを読めばいいのだ。
以上、グダグダいろいろと述べてきたわけだが、とにかく近くでやっているBリーグの試合を観に行ってもらいたい。バスケのスリリングな試合展開や、激しい攻防戦はきっとバスケの知識のない方でも楽しめるはずである。バスケファンが増え、その結果日本のバスケ発展することを願ってやまない。
