少年漫画といえば成長バトル系かスポ根系が鉄板ですよね。勝つか負けるか、ハラハラどきどきの展開は、もはや少年漫画には欠かせない要素となっています。ということで、おすすめのスポ根漫画を、比較的新しいものばかり10作品ご紹介したいと思います。
1. 『GIANT KILLING』
プロサッカーチーム“ETU”のサクセスを描いた物語。人気も実力も低迷してどん底に陥ってしまったチームが再び頂点に立つまでのストーリーです。起死回生案として上がったのが、イングランド帰りの達海をサッカー監督として迎えるというもの。この達海が、持ち前のカリスマ性と意表をつく戦略でチームの再建を狙います。選手目線ではなく監督目線で描かれている今までありそうでなかった設定の漫画です。監督目線なだけあってとにかく作戦やフォーメーションなどの試合描写が丁寧なので、特にサッカーファンにはたまらないと思います。
2. 『SLAM DUNK』
バスケ漫画として絶対に外せないのは『SLAM DUNK』です。不良だった少年・桜木花道がバスケに魅了され、数多のライバルにぶち当たりながらも選手として人間として大きく成長していく様が描かれています。試合シーンの描写が素晴らしく、スパイクのすれる音、上がる息、歓声などが頭の中で聞こえてくる感覚に陥ります。個性が強いキャラクター達も見所の1つ。それぞれが主人公ばりの存在感を放っています。「自分の青春は『スラダン』と共にあった」という人も多いはず。