学校を卒業したとたん、めっきり運動をする機会がなくなる。体育の授業では嫌でも長距離を走らされたりしたし、サッカーボールでリフティングが何回できるかテストもされた。そのときの我々は「リフティングが将来いったいなんの役に立つというのか!」きっと思っていたはずだ。しかし、学校を卒業して、大人になりなったいまだからこそ断言できる。やはり、学生時代にやったリフティングなどは一切役に立っていないと。
とはいうものの、大人になるとお酒を飲む機会が増えたにも関わらず、運動をしないせいでお腹周りのお肉が増殖し、放っておくと我々の身体はどんどん肥大化していく。そんな醜い体型からおさらばするため、ここに来て運動がどれほど役に立つのかと人は気づくのだ。
友人、知人と時間と場所を合わせて一緒にスポーツをするのもいいが、なかなか予定が合わないなんて事もあるかと思う。そんなときは以下のお一人様スポーツ始めてみるのがいいかもしれない。
1. スカッシュ
名前はよく聞いた事があるだろうが実際プレーした人は少ないかもしれない。四方の壁に囲まれた部屋で行うスポーツなのだが、ラケットを用いてテニスボールサイズの柔らかく弾みにくい球を2バウンド以上させずにひたすら壁に打ち付けるというのが基本的なルールである。見た目は地味だが、運動量も多く、思ったよりも頭も使う。スポーツジムに行けばコートがあり、道具も貸し出ししてくれるのでもともとジムに通っている人でやった事ない人は一度体験してみてはどうだろうか。
2. ボルダリング
近年では意識高い系のお兄さんお姉さんに人気で、おしゃれなスポーツとして認知され始めてきている。ルールを全く知らない人からすればただ、壁に無造作に配置されたカラフルな石=ホールドを掴んで登るだけのスポーツだが、実はちょっとしたルールが存在する。ルールといってもそんな大げさなものではない。
- スタートとゴール時にホールドを両手で掴む。
- ホールドに色や番号が振り分けられており、特定の色や番号のものしか手で掴んではいけない。
基本的なルールはこれだけ。ジムによっては多少異なることもあるが、とりあえず初めはただ登ってみて感覚を掴むのがよい。ちなみに、意識高い系の皆さんみたいにカラフルでおしゃれなスポーツウェアでなく、寝巻きのようなジャージで遊ぶことも可能なのでそこは安心してもらいたい。