ここで重要な点を一つ見落としていることにお気づきだろうか。ここまで選んできたものが、はたして自分に似合っているのか、その判断ができていない点だ。ここではあくまでも「効率性」を求めていた。少ない労力で成果を出す＝「センスをよくする」という意味では、プランA・Bどちらも達成している。しかしせっかく労力を投入するのであれば、高いパフォーマンスを求める人もいるだろう。そんな方には、このプランを提示したい。
プランC 路面のセレクトショップで店員に全身コーディネートしてもらう
店員に希望の服の用途を伝えて、おすすめの品を提案してもらう方法だ。ポイントは、路面店であること。路面店は顧客作りが商売の鍵となる。いかに客と会話してニーズを掴み、来店時に満足のいく相当量を購入してもらうかが課題だ。言い換えれば、店員がアドバイザーになってくれるので、これを利用する手はないだろう。
このように話すと「買わされる」と逃げ腰になる人もいるだろう。しかし客の予算をオーバーさせてしまった場合二度と来店してくれないリスクがあるため、店員は深追いしないので安心してもらいたい。
セレクトショップを選ぶにも理由がある。商品のバリエーションが多く、また着用シーンもカジュアルからオフィスまでと幅広い。社会人であれば、UNITED ARROWS、IENA（イエナ）、TOMORROWLAND、nano・universe（ナノ・ユニバース）が適当だろう。
見知らぬ人との慣れないトーク、予算などかける労力はそれなりだ。しかしプロに一任すれば、知らない間に「センスも良く」「似合う」服が手に入れられる。また通い続けると、店員は過去の購入履歴を確認するため、以前に買ったものとのコーディネートも教えてくれるのもポイントだ。
