一人のニートとして女性を口説く方法

上田啓太 上田啓太


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ニートとして女性を口説く方法を考えていたことがある。

もしも自分がニートだったとして、どのように女性を口説けばいいか、ということである。仕事も収入も何もないというのは、一般に女性を口説くうえで不利な状況なんだが、しかし、ニートにはニートの口説きかたがあるはずだ。一人のニートとして、どのように女性にアピールすればよいだろうか。

「ねえ、社会現象と付き合ってみたくない?」

このパターンは一時期、考えていた。ものは言いようであり、一瞬、非常にレアな経験ができるかのように錯覚してしまうだろう。

社会現象を恋人にするというのは、なかなかできないことであって、医者だろうが、商社マンだろうが、国家公務員だろうが、べつに社会現象ではないわけである。しかしニートには社会現象を名乗る資格があり、そこを売りにする戦略だ。

そうすれば彼女も、他の女たちにたいし、社会現象と付き合っている女として、軽いマウンティングをすることが可能になる。私の彼氏はよくテレビや雑誌で言及されると言っても、けっして嘘ではないし、たくさんの専門家に分析されていると付け足しても、それほど大げさではない。

たとえば合コンでも、今回は社会現象との合コンだと言われれば、つい行ってみたくなるだろう。私が女だったならば、社会現象との合コンには参加してみたい。社会現象が三人来ると言われれば、社会現象を人数でかぞえることの斬新さにおどろきつつも、参加してしまう。

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