3. ユニークなネーミング技法
最後に、参考までに実際に企業で採用されているものを例にあげながら、ユニークな技法(編集方法)を紹介させていただきます。ネーミングに限った技法ではありませんが、煮詰まったときは是非参考にしてみてください。
回文
上下または左右どちらから読んでも同じになる言葉・文章にする技法。
<例1>
商品名:SAVAS
<例2>
サービス名:AVIVA
商品名:SAVAS
<例2>
サービス名:AVIVA
アナグラム
文字の順序を並び替えて新たな言葉をつくりだす技法。
<例1>
商品名:DAKARA
元の言葉:カラダ
<例2>
企業名:BRIDGESTONE
元の言葉:STONE BRIDGE
商品名:DAKARA
元の言葉:カラダ
<例2>
企業名:BRIDGESTONE
元の言葉:STONE BRIDGE
掛け言葉
1つの言葉に二重、三重の意味を盛り込む技法。
<例>
チーム名:GAMBA 大阪
含まれる意味:イタリア語のgamba(=脚力、実力)と、日本語のがんばる
チーム名:GAMBA 大阪
含まれる意味:イタリア語のgamba(=脚力、実力)と、日本語のがんばる
語呂合わせ
類似の音を当てて、意味の異なる言葉をつくる技法。
<例>
商品名:休足時間
元の言葉:休息時間
商品名:休足時間
元の言葉:休息時間
擬人化
商品を人に例え、堅い表現を柔らかくする技法。
<例1>
商品名:ケイコとマナブ
<例2>
商品名:ごはんがススムくん
商品名:ケイコとマナブ
<例2>
商品名:ごはんがススムくん
会話調
会話テイストにすることにより、擬人化と同じく、堅い表現を柔らかくする技法。
<例1>
商品名:お~いお茶
<例2>
商品名:ごはんですよ!
商品名:お~いお茶
<例2>
商品名:ごはんですよ!
以上です! 言葉の技術ではキャッチコピーがフォーカスされる機会が多いですが、ネーミングも知っておいて損はありません。是非、当記事を参考にしながら実践してみてください!