2. ネーミングの考案方法
一部の天才を除いては、いくらクリエイターと言えど突然アウトプットが出来るわけではありません。一般的には下記のような3つのSTEPを踏んで考案する場合が多いようです。
STEP1:対象商品、サービスの役割や与えたいイメージを設定する
ネーミングは生活者と商品、サービスの出会いの入り口となります。生活者にとって1番刺さるベネフィットは何か、どのようなシチュエーションで使用してもらうものなのか、どんな性格をもつ商品だと認識してもらいたいのかなど。可能な限り明確に定義しておきましょう。
STEP2:可能な限り言葉を洗い出す
ひらがな、漢字、カタカナ、英語、ドイツ語など、色んな切り口で言葉を洗い出していきます。一般的な辞書はもちろんですが、ネーミング考案用の辞書を使用するのがオススメです。日本語と合わせて複数の外国語が一覧で調べられていたり、インスピレーションが湧きやすいようにカテゴリ分けされた言葉が並んでいます。
STEP3:洗い出した言葉を編集する
設定したアプローチや役割にそのまま使えそうな言葉があれば、そのままネーミングに採用することもあります。調理しなくてもそのまま使用できるのであればそれに越したことはないですが、結構稀なケースです。洗い出した言葉の1部分だけを切り取って組み合わせるなど、様々な方法で編集し、最高の名前を見つけ出しましょう。