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ポジティブ馬鹿とその先にある死について【連載】嫁公認コラム

5歳【嫁公認アカウント】 5歳【嫁公認アカウント】


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3つ目は【絶叫マシンタイプ】

このタイプは、根っから頭のネジが一本飛んでいる特殊タイプのポジティブ。

まずお聞きしたい、「人は何故、富士急ハイランドに行くのか?」と。

人は脳内のアドレナリンが出る感覚が大好きなのだ。例えば、絶叫マシーンなどで恐怖を感じた時、脳から興奮のシグナルが出るのだが、これが「怖いけどやめられないぜ!」と思っちゃうタイプが、絶叫マシンタイプだ。一見ピンチな状態の時に「なんかすげー楽しくなってきたぞ!」と盛り上がってしまう。「ピンチはチャンス!」と言いがち。

ハリウッド映画の「ハングオーバー」とかまさにこの典型だ。あの映画は登場人物達に次々と災難が降りかかるのだが、アメリカ人特有の「テンションが上がってきたぜ! ふーぅうう!」ってな感じで乗り越えていく。アメリカ人はネジが一本外れてる系のポジティブさを持っている。最高の国民性だ。よくハリウッド映画の中の戦闘シーンとかで、「パーティータイムの始まりだ!」とか「盛り上がって来たぜ!」と叫びながらロケットランチャーをぶっ放してる頭がぶっ飛んでるヤツって必ず一人はいますよね? ヤバいヤツです。

大きく分けて、ポジティブシンキングはこの3種類だ。【絶叫マシンタイプ】に近付くほど、ポジティブ馬鹿のレベルが上がっていく。

僕の様なミックスタイプもいる。

しかし、ポジティブが持てはやされる時代ではあるが、ここまで読んでいただければ、ポジティブには良い面悪い面がある事が分かる。

人は失敗をして学び、成長していくと言うが、ポジティブが過ぎると失敗を失敗と思わずに楽しんでしまうため進歩がない。

人生を輝かしいものにする為には、失敗を生かして「もう二度と同じ過ちは繰り返さないぞ!」という気持ちが大切だと思う。そのため、過ぎたポジティブは人生を破滅へと導く。これは決して大袈裟な事ではなく、太古の昔から狩りの時に「マンモスの背中に乗れたヤツが勝ちな!」と最初に言い出した奴が一番最初に死に、戦国時代には「一番最初に突っ込んだヤツが勝ちな!」と言った足軽が早々に死んでいった・・・。ポジティブ馬鹿の行く末は【死】なのである。

そんなポジティブ馬鹿が死んで行くのを横目に、ネガティヴな人達が生き残ってきたのだ。

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