人の辛かった時の話を聞くと僕は励まされる。誰もがその時、絶望し、全てを投げ出したくなったはずだ。しかしそこを乗り越えて振り返った時に、「あそこがピークだった」と今笑って話してくれる。
僕はいま、多分だけど忙しさのピークの時期だと思う、というよりもピークだと信じて頑張る。そんな風にピークを乗り越えていくうちに、心と身体は鍛えられ、そして段々と適当に仕事も落ち着いてきて、10年後には「あの時は死ぬかと思ったよ」と笑って振り返れる日が来る事を祈る。今は祈る。
『きっと今が一番辛い時期はずだ』とこの言葉が希望なのだ。
このコラムを読んでいる人の中にも、今仕事が辛くて泣きそうになっている人もいると思う。
そんな人に頑張れと僕は言わない。
辛いよね、大変だよね、死にたくなるよね、、
僕は君の気持ちが分かる。僕もおんなじような事を考えています。なにも勇気付けられる言葉をかける事は出来ないけれど、そんな時は、僕の父が深夜の屋根の上で絶望して満天の星空を見上げていた夜の話を思い出して欲しい。あの夜から20年以上経った今、僕の父は楽しそうに生きています。あと、父は言っていました「自分をそんなに追い込む必要はない」と。
全国の仕事で今辛い思いをしているすべての人にエールを送る。
ではまた 2017.5.13
【過去5回の「嫁公認コラム」はこちら】
・僕と嫁とジェラシー
・僕が離婚しない理由は100個くらいある
・僕の結婚は突然に
・嫁と僕と寿司
・こんにちは5歳です