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子供の入園グッズを全部手作りして思ったこと【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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新しい幼稚園に通い始めて、もうすぐ一か月。ある日曜日、家族で出かける用事があった。子どもたちも「おでかけ~」と朝からテンションが高い。「ママ、早く~!」と玄関で呼ぶ息子のもとに行ってみると、んん!? 幼稚園の通園バッグを肩からかけているではないか。

ねえ、今日は幼稚園じゃないよ?

知ってる~。

じゃあ、バッグいらないんじゃない?

ちがうの、いるの。このバッグ、かわいいからすきなの。だから持っていくの。

母、ズキューン。今の一言、有り難く頂戴します!! 睡眠不足の日々も、やっぱりパーツが一つ足りなくて、お店までまた買いに行った手間も、一気に報われた。手作りして良かった~。そう思う瞬間であった。

今度、娘が幼稚園に入る時には、私はまた手作りするだろうか。おそらく、答えは「YES」だ。2度やってみて、私の裁縫レベルでもなんとか形になる、という自信がついた。そして、自分の手作りのものを子どもが喜んで使ってくれることの嬉しさは、想像以上だと知った。

では、同じように、幼稚園や保育園のグッズを用意するよう求められているママたちに、私は「手作りしたほうがいいよ」と勧めるだろうか。答えは「NO」だ。そこはやはり、ママ、場合によってはパパが、自分にとって頑張ることが必要なポイントなのか、各々が決めればよい。何よりも親のストレスが少ないこと、それが大事。

さすがは、私が作った通園バッグである。まだ1か月も使っていないのにマジックテープが若干はがれかかってきてしまった。仕方ないな、今夜、こっそり補修しておこう。

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