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子供の入園グッズを全部手作りして思ったこと【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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まずは今年もユザワヤへ行く。去年と同じように新入園ママでごった返す売り場も、2度目となると、立ち回り方がわかる。まずは、お店に行く前に完成系のイメージを強く持っていく。オーダーするのか、自分で作るのか。主な色は何にするのか。必要な布の幅、肩ひもの太さ、紐を通す金具の有無など、想像しうる全てのパーツを予め書き出していく。いわば、設計図である。

ちなみに今となって反省するのは、一年前のこと。幼稚園からもらった案内書ひとつだけを持って「お店でいろいろ見てから考えよう」と出かけ、人混みに突っ込み、時間も体力も費やした。あれは、自分から疲れにいっているようなものだった。必要なものを書きだすといった当たり前の下準備をせずにとりあえずお店に突入したところは、いつも見切り発車気味な自分らしいなと思う一方、ママとしての経験値がまだまだ低かったなと思ったりもする。

そして、店に着いたらイメージしたものに近い布地をさっさと購入すること。ここで悩まないことが大事。目移りしてしまいがちだが、そうなると、細かいパーツにも変更が及び、長時間の店舗滞在は覚悟だ。

そうして今年は、前回の反省をもとに、弾丸のごとく必要アイテムを集めた私は、さっさとレジに並び、結局30分経つか経たないかといううちにお店を後にした。そして今回は「なんか私、作れる気がする」と、ただそれだけで、自分で手作りすることを決めたのだった。

大して裁縫が得意でない私。通園バッグに着替え入れ、靴袋、ランチョンマット・・・。製作にはやはり今回も時間がかかった。でも、今の時代、インターネット上には本当に役に立つ情報がいっぱい溢れている。それに随分助けてもらいながら、去年できなかった「全部手作り」を達成できて、私はどこか満足していた。

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