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タイトルをつける時に試して欲しい2つのこと

西島知宏 西島知宏


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ポイント2:そのタイトルは、引きのあるものか

アイデアに、永遠につきまとう宿命があります。それは

「アイデアは見られない前提にある」

ということです。いくらアイデアが新しいものであっても、魅力的なものであっても、タイトルがつまらないと、そのアイデアの価値は半減してしまいます。たとえば、面接に来た学生が慶應卒のイケメン、しかも野球部の4番、ピッチャーだったとしましょう。エントリーシートにこう書いていました。

「慶應大学野球部4番でピッチャー、田中です」

何だか普通に見えてしまいますよね。眠い採用担当者だと見過ごしてしまうかもしれません。しかし、こういうタイトルだとどう思うでしょう?

「慶應大学の、大谷翔平」

すごくキャッチーになりませんか? 4番でピッチャーという「凄さ」を上手く言い得ていると思います。この2つのタイトルの違いが何だかわかりますか? そう

アイキャッチがあるか、ないか

ですね。

何百、何千という就活生の中で「誰も使っていないワード」があるか

ということが「アイキャッチがあるか、どうか」に繋がりますので、そこを意識してタイトルをつける必要があります。「慶應」も「野球部」も「4番」もきっと他にもいるでしょうから「アイキャッチ」にはなりません。しかし「大谷翔平」を入れることで一気に「ん?」と目がいってしまうのです。埋もれないタイトルになるのです。

アイキャッチワードの産み方は、『思考のスイッチ』の「他者憑依術」や「著名フレーム利用術」に詳しく書いていますので、そちらを読んでいただければ良くわかると思います。

「そのタイトルは、引きのあるものか」

これが、魅力的なタイトルをつけるための、もう1つの重要なポイントでした。

で、実はあと2つ

ポイント3 そのタイトルは、恥ずかしくないものか?

ポイント4 そのタイトルは、言葉での再現性が高いものか?

というものがあるのですが、そちらは『思考のスイッチ』に書いてありますので、ぜひ購入してチェケラッチョしてみて下さい。

「へんしゅちょコラム」、今日のテーマは「魅力的なタイトルをつけるための、たった2つの重要なこと」でした。それでは今日はこの辺で。鏡竜太郎でした。

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