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アートワークが秀逸な、冬っぽいデザインのアルバムジャケット7選

加藤広大 加藤広大


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Kokko/Värttinä

フィンランドのフォークソングバンドでコーラスワークが非常に印象的なヴァルティナが1996年にリリースした『Kokko』も、冬ジャケの名盤です。


Kokko/Värttinä(出典:Amazon

新雪に描かれた天使(でしょうか)が印象的で、丁寧に生クリームが塗られたスポンジケーキのような滑らかさを感じます。文字入れの「あ、ここの曲線揃えとこ」感も、こう言うと適当っぽく感じますが、遊び心のあるデザインですね。

今回セレクトした中では、いちばんの土着、民謡感でして、フィンランドの民謡をベースに、変拍子を多用しながらもポップにまとめられています。「民族音楽はちょっと苦手」な方でも、これならば楽しめるのではないでしょうか。

High Winds White Sky/Bruce Cockburn

なんてったって邦題が『雪の世界』なるアルバム。カナダのミュージシャンズ・ミュージシャン、ブルース・コバーンが1971年に発表した『High Winds White Sky』も少し寂しげながら、綺麗な冬景色がプリントされた冬ジャケットとなっております。


High Winds White Sky/Bruce(出典:sumally.com

左上に雪が積もったら折れてしまいそうな細身のフォントにタイトルと「Bruce Cockburn」の文字が入り、後は余計な装飾一切なしの写真の力で「魅せる」アートワークは「きれいだなあ・・・」の一言。思わずため息が出てしまいそうですね。

基本的にはギターの弾き語りで構成されたこのアルバム、ブルースの力強くも優しい歌声と、確かなギターテクニックを聴きながらジャケットを眺めていると、冬景色の中に意識がスッと入って行くような感覚を覚えます。ぜひアナログ盤を手にとって眺めていただきたい1枚です。

街角のクリエイティブ ロゴ


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