• MV_1120x330
  • MV_1120x330

2017年「年間記事PVランキングTOP10」発表

街クリ編集部 街クリ編集部


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第5位 高3で隣の席になり付き合い、すれ違い、別れていったカップルの話を聞いてくれ(102,894PV)


5位にランクインしたのは、カツセマサヒコさんの、すれ違いを恋のきっかけにするアプリ「CROSS ME」の記事広告です。すれ違いで出会えるアプリということで、すれ違いで別れてしまったカップルへインタビューするという企画でした。「高3のときに隣同士の机で付き合うことになった」って、もう男子校出身の私には意味不明すぎる話ですが、当時の絶望感だけは蘇ってきました。

それにしても、記事広告で10万PV超えるなんて、さすがTwitter王子カツセマサヒコ、恐るべし!

高3で隣の席になり付き合い、すれ違い、別れていったカップルの話を聞いてくれ

第4位 『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編(123,538PV)


4位にランクインしたのは、またまたエンタメ新党です。今回は、燃え殻さんの処女作「ボクたちはみんな大人になれなかった」について。

もうこれに関してはコメントするだけ野暮な感じがするので、私が好きなフレーズをただ載せておきたいと思います。記事に書かれた文字を追っていくと、自然と映像が浮かんでくる不思議な体験ができました。映像に、いつかならないかなー。

私たちはそれを望んだにせよ、望まないにせよ、なにかを書く人だった。暗い夜の部屋で、一人でキーボードに向かい合う時間を持つ人間たちは、その孤独と因果をよく知っていた。
『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編

優しくて気が利かない人間が、過去を見つめるための「レンズ」を手に入れて、必死でファインダーを覗いた結果、浅い被写界深度の景色を素直に綴ろうとした結果のリリカルさだ。
『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編

哀切がある。しかしその哀切もよく分解してみるといい。9割が観察と描写、自分の想いはずっと1行だけだ。カメラをよく動かし、レンズでピントを合わせ、シャッターを切り、プリントされた写真を眺めて一言だけ内面を告げるのだ。これは彼のどんなに長いセンテンスにも共通している。
『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編

明らかに物語が必要な心の傷を背負っているのに、物語を紡がない人間は、世界に容赦無く叩きのめされてしまう。弱き者よ、舌がついているなら、嘘を吐け。筆を執れるなら、嘘を書け。
『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編

あ、あと、この記事を読んだあとに、ぜひこの記事も読んでください。「書く」ということ対する新たな向き合い方を提示してくれるはずです。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』刊行記念【連載】田中泰延のエンタメ新党 特別編

第3位 僕が離婚しない理由は100個くらいある【連載】嫁公認コラム(127,447PV)


3位にランクインしたのは、またまた5歳さんの嫁公認コラム「僕が離婚しない理由は100個くらいある」です。先日、5歳さんと飲む機会があって「あんなにジェラシーな奥さんはコラム、読んでないですよね?」と聞いてみたら「読んでますよ」とサラッと返答が帰ってきて、大丈夫かなと心配になりましたが、まぁ大丈夫なんでしょう(他人事)。いつか、5歳さんの奥さん街クリに登場してくれないかな。

僕が離婚しない理由は100個くらいある【連載】嫁公認コラム

第2位 慚愧の値打ちもない【連載】ひろのぶ雑記(158,237PV)


2位にランクインしたのは、田中泰延さんのもう一つの連載「ひろのぶ雑記」から「慚愧の値打ちもない」の回。電通の新入社員だった高橋まつりさんが2015年12月25日の朝自ら命を絶った事件。その数ヶ月前に行われた田中さんのやりとりと、田中さんの想いが書かれています。数年間ではありますが電通に籍を置いた身としては彼女がどういう状況下に置かれ、どういう精神状態にあったのか少なからず想像できるので、電通と電通で働く人間、電通に仕事を発注する企業の意識と構造的な受発注体制が変わっていくことを願うばかりです。

ただ、おそらく自分も夜中に後輩の苦しい叫びがタイムラインに流れてきたら「俺も徹夜だ、頑張ろう」としか言えなかっただろうな、と思います。忘れず、繰り返さないこと。広告業界にいる一人一人がこの事件を忘れないこと、作れる側の人間が繰り返さない制度や意識を作っていくことが、今できることなのだと思います。

慚愧の値打ちもない【連載】ひろのぶ雑記

第1位 流行りの『写ルンです』持参でデートして衝撃を受けたことTOP5(464,249PV)


そして、栄えある第1位は!? 何と、数々の猛者を押しのけて、大学生ライターranranさんの記事が2017年最もPVを稼ぎました。素晴らしい!
「写ルンです」がインスタ映えするとか、ネガが可愛いとか、もはやおじさんには理解できない感性ですが、同じくそう思った世代が驚きとともに記事をシェアしたのでしょう。
にしても、「じゃあ、撮るよー! ・・・あっ、ごめん、フィルム巻いてなかった」とか、懐かしすぎますよね。現像したらちゃんと撮れているのが一枚もなかった中学生時代のグループデートを思い出して、センチメンタルな気持ちになってしまいましたよ。

流行りの『写ルンです』持参でデートして衝撃を受けたことTOP5

まとめ

ということで、2017年の街角のクリエイティブ年間記事ランキングでした。今年も街クリを読んでくれたみなさん、ありがとうございました! 2018年も魅力的な記事を沢山アップしていきますので、変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願い致します!!

それでは今日はこの辺で。

セブ、改め鏡竜太郎でした!!!

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP