「映画の話をみんなでするのって、こんなに楽しいんだね」
それを、みんなで感じた夜。
こんにちは! 街クリ副編集長の金子です。
9月11日(水)、オンラインサロン「街クリ映画部」主催のイベントを行いました。
簡単にいうと
みんなで同じ映画を見て、その後ワイワイ語りあおう! ついでに感想をツイートしようぜ!
作品は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。クエンティン・タランティーノ監督、4年ぶりの新作。1969年のハリウッドを舞台にした、監督の映画愛がつまりまくった「御伽話」。
出典:映画.com
街クリには3本のコラムを公開しています。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」はフェチと愛の炸裂だ。(平野陽子さん)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」無駄話は続く、音楽は鳴り止まない(加藤広大さん)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」ネタバレ寸止めの妄想ラジオ!(宮下卓也さん)
映画好きが集まる街クリ映画部としては、ライターだけにこの映画を語らせるのはもったいない! ということで、レビューをツイートしてもらい「クロスレビュー」の形式をとることにしました。
イベント当日のゲストは、8月30日(金)「田中泰延×橋口幸生の『街クリで書いたこの3本』」に登壇いただいたお2人。
田中泰延さん。
勝手にポスターを作ったよ、第2弾です。本日の #街クリ映画部 のオフ会にご参加いただいてます。
田中泰延さん(@hironobutnk)と #ワンハリ みんなで観てそのあと飲みながら語り合う濃厚なイベント(いいなー)映画評はコチラ↓
田中泰延氏の連載「エンタメ新党」https://t.co/CWGekg1FbD pic.twitter.com/46KQRsvGU5— ダニエル@映画イラストレーター (@DanyL_robamimi) September 11, 2019
橋口幸生さん。
今日の #街クリ映画部 オフ会に先日登壇された橋口さんもご参加いただける、とのことで勝手にポスターを作りました。
橋口さん(@yukio8494)の映画評がコチラ↓
ライオンキングhttps://t.co/O5AuHZhnoq
スパイダーマン:ファー・フロム・ホームhttps://t.co/xipsIRIVwN
and more..#ワンハリ pic.twitter.com/9VTtsReIAk
— ダニエル@映画イラストレーター (@DanyL_robamimi) September 11, 2019
映画イラストレーター・ダニエルさんの写実的なイラストでご紹介しました。クロスレビューということもあり、2人の視線もクロスしていますね。
ダラダラ前置きをしても仕方ありません。
参加いただいた皆さんからのレビューツイートを、どんどんご紹介していきます。
まずはゲストのお2人から。
街クリ映画部は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を総勢22名で見に来ました。
わたしから一言…
これは『イングロリアス・バスターズ2』#街クリ映画部#ワンハリ pic.twitter.com/vg4cneMsyw
— 田中泰延 (@hironobutnk) September 11, 2019
一晩明けて、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、
めちゃくちゃ泣けてきた。
タランティーノ、優しいよ!!
本当に優しい。これは人間賛歌でしょ。
嘘、つこうよ。ちょっと世界を幸せにするために。#街クリ映画部#ワンハリ https://t.co/0LhC9jrsxP
— 田中泰延 (@hironobutnk) September 12, 2019
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、
これ、
タランティーノの『この世界の片隅に』
だよ。#街クリ映画部#ワンハリ https://t.co/1z8F9qvTPz
— 田中泰延 (@hironobutnk) September 12, 2019
「嘘、つこうよ。ちょっと世界を幸せにするために。」
このひとことが、作品評ですよね。田中泰延さんには2年以上映画評を書いていただいていません。いつでもお待ちしています。
海外事情に詳しい橋口さんからは、描写の仕方が物議をかもした、ブルース・リー問題についての鋭いツイートが(リンク先はネタバレ注意)。
「ワンス・アポン〜」のブルース・リー問題だけど、最初はもっと、ブルース・リーにとって屈辱的な描き方だったらしい。そして他ならぬブラッド・ピットが「いくらなんでも、このままじゃマズい」と懸念して、今の形に落ち着いたとか。ネタバレになるので詳細はリンクで。https://t.co/odWKeyhCEl
— 橋口幸生@新著「言葉ダイエット」12月発売予定 (@yukio8494) September 11, 2019
以前、プリッツの広告を手がけられていたことで、こんな差し入れも。
ポッキー・・・ではなく、プリッツの贈り物をいただきました。ありがとうございます!#街クリ映画部 pic.twitter.com/ysROpFTgxj
— 橋口幸生@新著「言葉ダイエット」12月発売予定 (@yukio8494) September 11, 2019
西島編集長のレビュー。編集長は丸焼き・わき毛フェチなんでしょうか。
ワンスアポンアタイムインハリウッドみんなで見たよ!丸焼きフェチとわき毛フェチには特におすすめ!#街クリ映画部#ワンハリ pic.twitter.com/Rk7l3h8HiA
— 西島知宏|クリエイティブディレクター (@t_nishijima) September 11, 2019
映画好きの出会いの場に!
街クリライターの加藤さんと宮下さんは、映画部メンバーの澤山さんと意気投合。朝までタランティーノの開催後はツイッターで報告してほしいですね。
とりあえず、澤山さんと加藤広大さんと私と三人で朝までタランティーノについて語れることがわかったので、それだけでも今日来てよかったです!またよろしくお願いします!#街クリ映画部 https://t.co/k9pzlqY71H
— 宮下卓也 (@1973miyataku) September 11, 2019
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を街クリ映画部のみんなで観た。やっぱりアウト・オブ・タイムでうるっときましたっつうかその後ネタバレ有りで話し合えるの最高です#街クリ映画部#ワンハリ
— 加藤広大 (@SMI2LE) September 11, 2019
これネタバレしないの難しいな笑 すっごくタランティーノでした、この変態を25年も好きなんだよなあ
#街クリ映画部 #ワンハリ— 澤山モッツァレラ (@diceK_sawayama) September 11, 2019
澤山さんからは、こんなうれしいツイートも。
お気持ち、よく分かります!
#街クリ映画部 に入ってから映画熱が再燃したので、三連休は映画観まくることにした。 #ワンハリ もう一度見たいな
— 澤山モッツァレラ (@diceK_sawayama) September 13, 2019
皆さんのレビューツイートもどんどんいきましょう!
3人のライターが3本のコラムを書いたように「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、見たらとにかく語りたくなる。それが同じ空間で見た人同士なら尚更でしょう。いくつかのポイントに切り分けて、紹介していきますね。
作品全体の印象、テーマは?
まずは全体に対してのレビューから。街クリライター・宮下卓也さんがコラムで「ストーリーがない」と評している通り、物語性を意図的に弱めている分「見る人それぞれがポイントを発見できる」という特徴がよく出ている印象です。
敢えてテーマを探すとしたら「古き良き時代の終わりの物語」かなと。リック&クリフの時代の幕引きとか、西部劇時代の終焉とか。大人しょっぱさがいい。#街クリ映画部#ワンハリ
— zelda (@zeldasworldtw) September 11, 2019
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。言いたいことは尽きない。
思い返せば、タランティーノ監督の映画に対する底知れぬ愛情を感じた作品であった。
古き良き時代の残るハリウッドの姿、そしてシャロン・テイト事件。優しさに溢れた描写が印象に残った。 #街クリ映画部 #ワンハリ— Saitoh Masaya (@MS3110) September 11, 2019
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を街クリ映画部のみなさんと鑑賞。いやぁ、タランティーノは脳細胞を最高にラリらせる映画を作りますね…!みなさんの映画感想を聞きつつ、呑んでます。
#街クリ映画部 #ワンハリ pic.twitter.com/LqEyZLHIiY
— ハマダヒデユキ@copy writer (@yukitadie56) September 11, 2019
……貝の陶板焼きがおいしそう。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、タランティーノ版「ROMA/ローマ」というのがとてもしっくりきた。子供のころの記憶、視点だから車の後部座席からのショット、足元のショットが多かったのかも。例の事件についても相当なショックが残っていたんだろうなあ#街クリ映画部#ワンハリ
— 金子ゆうき/映画評を書きます (@MondettaYuki) September 11, 2019
https://twitter.com/manatsukanyanko/status/1172087687617994753?s=20
ブラピかっこよすぎ!
劇中では55歳とは思えない肉体美を披露していたブラピ。ライター・平野陽子さんはブラピとレオ様の共演にガッツポーズしたみたいですよ。男だけど、ちょっと気持ちは分かります。
https://twitter.com/kdkshuji/status/1171773167724924928?s=20
田中さんのツイート「イングロリアス・バスターズ2!」を拝見して、これいろんな「〇〇2」成り立つと思いました!私は最初観て「デス・プルーフ2」だと思ったし、なるほど「IB2」でもあるなと(ブラピがIBを上回るカッコ良さという意味でも) #街クリ映画部#ワンハリ
— zelda (@zeldasworldtw) September 11, 2019
音楽最高!
加藤広大さんがコラムで言及しているように、タランティーノ監督作品の大きな特徴である「音楽」は今作も健在。音楽に触れている方も多かったです。
街クリ映画部の今晩のお題は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。S&Gの歌が流れて来たあたりから、記憶に残る懐かしき世界に没入。ディカプリオやブラピのいい歳の取り方を見ながら、タランティーノ節を楽しみつつ、人生まだまだ運命のイタズラで面白いぞと感じた夜。#街クリ映画部
— Hiroshi Shimada (@shima999) September 11, 2019
第一印象は1960年代当時の音楽をBGMに、オープンカーを走らせるオシャレ映画だと思ってました。
しかし、それはクライマックスのための布石! 拍手喝采! よくやったタラちゃん!#街クリ映画部#ワンハリ
— サクマ (@getback_aobot81) September 11, 2019
だいたいの感想が多分ネタバレになるので、アレなんですが、1番の感想は、ストーンズ超カッコいいな。なんですねwww#ワンハリ #街クリ映画部 https://t.co/UbXLllN46V
— Daisuke Masuda (@dsk0921) September 11, 2019
監督、脚好きすぎ!
「脚」の描写はもちろん、「車」に対する偏愛もゴリゴリに伝わってきましたよね。CGなしで実物というんだから恐れ入ります。
ワンスアポンナタイム・イン・ハリウッドを観た!
・脚!
・ケツ!
・足裏!
・ナチス!
・ヒッピー!
・ブラピ腹筋!
・ノーCG!↑全部知ってた、タラちゃん最高!
— 澤山モッツァレラ (@diceK_sawayama) September 11, 2019
・犬
・車
・パンナム
・ナマ脚
・音楽
・煙草
・こんがりがお好き少し意識を失っていたのでまた観に行きます!#街クリ映画部#ワンハリ
— 中尾 泉 (@kunch6_1re) September 11, 2019
タランティーノ初体験!
タランティーノ初体験という方も。街クリ映画部が映画・監督との出会いを演出できたとしたら、こんなにうれしいことはありません。
https://twitter.com/fantassuteccu/status/1171775684408004609?s=20
……3枚目の編集長の視線はどこに??
恥ずかしながら初めてのタランティーノ作品ということと、3時間という長さに恐れおののきながら鑑賞。
後半のグロッキーな描写はひょえ〜!だったけど、でも笑えるところとか最後の終わらせ方とか、監督の愛と優しさを感じました。面白かった〜♫#街クリ映画部 #ワンハリ— きなこ (@kinaa_aako) September 11, 2019
昨日は初タランティーノ体験でした。
当時LAで流れていた音楽に浸る幸せな160分、後からトラックリストを追っかけるのも楽しい。
ハードロック時代しか知らなかったので60年代のDeep Purpleに新鮮な驚き。
そしてパンナムはやっぱり世界の翼だった。#街クリ映画部#ワンハリ— kazuhiko mikami (@mika_mika25) September 12, 2019
映画の話をみんなでするのって、こんなに楽しいんだね
タランティーノをきっかけに、映画の話は尽きない。みんなそれぞれ一家言ある。ひろのぶさんの解説が面白いのはもちろん、参加された方それぞれの視点があって、聴くだけでも楽しい。俺もいっぱい話した。映画の話をみんなでするのって、こんなに楽しいんだね。#街クリ映画部
— 宮下卓也 (@1973miyataku) September 11, 2019
現地で参加された方、僕のようにツイッターでレビューしながら参加した方、ツイートを見てくれた方。
みんなが宮下さんのような感想を持ったと思うんです。
映画の話を好きなだけするって簡単なようで難しいです。先日、ほとんど映画を見ない妻が「ライオン・キング」を見に行こうかなとポツリと言ったのがうれしくて、
「ああ! ライオン・キング! ジョン・ファブロー監督! あれ、VR空間で撮影してるんだって! すごいよね! 監督はスパイダーマンに出演しながらライオン・キング作ってたんだから尚更すごい!」
と、まくしたてたらドン引きされてしまい結局「ライオン・キング」には行けず。いや、僕が悪かったんですよ、よく分かっています。
好きなものを好きなように好きなだけ語れる。そういう場があるというのはすごく幸せなことなんですよね。「ライオン・キング事件」があって余計に実感しています。
#街クリ映画部
20人以上の皆さんと同じ映画を見て酒飲んで語らうなんて、考えてみたら今までした事なかった。映画鑑賞は大概一人。大変楽しく貴重な時間。ありがとうございました。
大勢で同じ映画観たのは、多分中学生の時の『ネバーエンディング・ストーリー』以来。
また次回お会いしましょう。— Saitoh Masaya (@MS3110) September 11, 2019
後ろ髪ひかれっぱなし(泣)
で、帰路に…
初めてにも関わらず、なんなのこの楽しさ!
ありがとうございました!#街クリ映画部#ワンハリ— manami _tsukagoshi (@manatsukanyanko) September 11, 2019
街クリ映画部は間違いなく最高で、おもしろい映画評を書かれている方たちと映画を見て、その後映画トークできるってめちゃめちゃお得。
街クリで映画評書いてる皆さんは、田中さんをはじめ、偏愛要素の強い方々で、得意分野の知識量に圧倒されるんだよね。。
次回こそ参加!!
— 小森由美子(こも) (@mottocomo) September 11, 2019
「映画が好き」の気持ちを共有できたのが、誰より映画を愛しているであろうタランティーノ監督の作品を通してだったというのもうれしいですね。監督の「好き」がみんなを繋げたのかもしれません。
ありがとう、タランティーノ監督。
最後に宣伝です
街クリ映画部はメンバーを絶賛募集中です。
今回のようなみんなで映画を見るリアルなイベントはもちろん、オンライン上でのおしゃべりも思う存分たのしめます。
詳細・ご入会はコチラから。
https://twitter.com/machi_creative/status/1171923054793900033?s=20
では、新しい出会いも楽しみにしながら、次回のイベントでお会いしましょう。
タイヤ ファースト!
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[イラスト]清澤春香