パリでは、オフィスを借りる際に最低でも3年の契約をしなければならず、しかも3ヶ月分の家賃は前払いというのが通例。賃貸が高額なパリでは、個人や少人数のスタートアップの会社がオフィスを借りるのは至難の業で、COWORKSHOPはそうした経済的な問題も解決してくれるノマドワーカーにとっての強い味方です。
また、定期的に開催しているイベントもCOWORKSHOPの魅力の一つ。アートや写真の展覧会や新プロジェクトのプレゼンテーション、同スペース利用者同士の交流を目的したアペロ(お酒を飲みながら会話をする)など、さまざまなイベントが開催され、普段は一人で働くことの多いノマドワーカーには好評だ。
経済不況が続くパリでは、同じ会社に長期で勤めるという考え方が薄れ、数ヶ単位で働く環境を変えたり、様々な種類の仕事に複数携わったりと働き方の自由度が増しています。ITの進化も手伝い、ますます需要が高まるコワーキングスペース。これからの進化に目が離せません。
COWORK SHOP29, rue des Vinaigriers 75010 PARIS