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さすがドイツ! 瓶ビールが循環経済を生み出す?

Ayumi


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このデポジット制が循環経済を作り出していた

ドイツでは、道で瓶ビールを飲む人をたくさんいるのと同様に、使用済瓶ビールを集める人々もよく見かけます。彼らは、路上やゴミ瓶ビールや使い捨て容器を集めているのです。

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路上ゴミ箱は全てオレンジ色

なぜその様なことをしているのか。それは、商品を支払った人にかかわらず、デポジットは使用済容器を持ち込んだ人が返金を受けることが出来るからです。そのため、彼らはデポジット金が返却される飲料容器を中心に集めているのです。初めてその光景を目にした時は、「人が飲んだビール瓶を集めるなんて、心が優しい人たちなんだな〜」と暖かい目で見ていたものでした。でも、ただ返金を得るために瓶を集めているだけだったのです(笑)。

返金は、瓶ビールの場合1本0.8セント(約10円)なので、100本集めても8ユーロ(約1,040円)。決して割は良くありません。それでも、彼らのように様々な場所から瓶ビールを回収してくれる方々のおかげで、置き去りにされた瓶ビールは回収され、再利用の道を辿ることになります。

この制度、意外と全ての人に利益をもたらしていると思いませんか? 瓶ビールを集めることで、お金を得ることができる人がいる。瓶ビールを集めてくれる人がいるから、瓶ビールが再利用されることになる。多くの瓶ビールが再利用され、無駄な瓶を製造する必要がなくなる。

これこそ循環経済、ではありませんか! もちろん、一番良いのは、瓶ビールを飲んだ人がしっかり回収場所へ容器を返却することです。でも、瓶ビールを置き去りにする行為が、良くも悪くも、他の人が金銭を得る仕事を生み出している。ずっとこの制度や循環が続くかは定かではありません。しかし。今の所はうまく回っているので、これはこれでいいのかもしれない、と思っている次第です。

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