私はピンクのシャンパンを片手にちょっと上機嫌だったのですが、知らないうちに机に置いてしまっていました。もちろん、面接やOB訪問でも『5年後10年後どうなりたい?』と聞かれることはあるけど、まさか周りの女子大生たちがプライベートなことまで予想しているなんてあまり考えていませんでした。仕事上の目標や夢はよくわかりませんが、“女の人生プラン”を明確に持っているAとBは同じ大学4年生には見えませんでした。
そして、そんなAとBの話を聞いているうちに、最近あるOBに『若さを最大の価値にしちゃだめだよ。』と冗談っぽく言われたことを思い出しました。そのときはつられて笑ったけど、内心ドキッとして恥ずかしさのあまりワインを4杯飲んだのです。お酒で感情を隠す技をいつの間にか身に付けてしまっているのが悲しいです・・・。
いつものように持ち帰られるか否かという心配もないまま、女子会はお開きとなりました。久々の女子会はプチ同窓会も兼ねていて楽しかったし、全く違う観点を持つ人がいるということがわかって面白かったです。でも、次やるのは・・・おそらく来年かな(笑)
今週はちょっとセンチメンタル風なかんじでお送りしてしまったのですが、それはおそらく『なんとなく、クリスタル』を読んだからだと思います。
『なんとなくクリスタル』を読んだ。なんとなく気分の良いものを選んでなんとなくいい生活をするっていうのは、ブランドとか、肩書きっていうただ”わかりやすいもの”に惹かれてるような気もした。それでいて”なんとなく”っていう表現が妙にしっくりくるのが、面白かった。
— はるのん (@miiiiiignon) 2015, 5月 20
本に書かれている時代も、主人公が置かれている状況も私とはまったくちがうけれど、読んだあとちょっと切なくなりました。“主人公の気持ちがわかる”という表現は違う気がするし、“主人公がうらやましい”というのもなんか違うし・・・結局しっくりくるのは“なんとなく切なくなった”っていう感想です。なんとなくって便利だ。
では今週はこの辺で。先週の失恋を多少引きずっている、はるのんでした。