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やっと、電動自転車を買った話【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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ようやく我が家に自転車がくる。これまで足を鍛えるためと、どこに行くにも歩かされていた息子は特に喜んだ。やっぱり、みんなと同じものに乗りたかったのかな、と思った。私も、前に息子を抱き、背中に娘をおんぶ、というあの重労働からはもう解放させてもらおう。

翌日から、自転車ライフが始まった。車体だけで30㎏もある自転車に、息子と娘、合わせて30㎏を乗せ、自分も乗る。100㎏は明らかに超えている。みんな、こんな重いものを軽々と操作していたのか。重さに引っ張られ、意外と難しいハンドル操作にドキドキしながら、数年ぶりに自転車をこぐ。気の毒になるレベルの重さがタイヤにかかっているはずなのだが、さすがは電動アシスト付きである。毎日息を切らしていた上り坂も、ウインウインと上っていく。最短距離ばかり考えていた移動だったが、多少の遠回りもするようになった。なにより、子どもたちを遊びに連れて出掛けるのが本当にラクになった。いやはや、電動自転車さまさまである。

自転車を運転する立場になって気付くことが色々ある。

歩きスマホ、イヤホンやヘッドホンで両耳をふさぐこと、これは、今すぐやめたほうがいい。走ってくる電動自転車は、例え低速でも、ものすごい重量である。運動エネルギーは、1/2mⅴ2、つまり、重さ×速さ2である。仮にぶつかったら、それなりの事故になりうる。イヤホンやヘッドホンも、せめて片耳外して自転車からのアラートが受けられるようにしたほうがいい。身を守るためだ。

なんだか交通安全教室みたいになってきてしまったけれど、自転車仲間のパパママの皆さん、とにかく今日も安全運転で。私も、電動自転車の快適さを感じつつ、いままでよりちょっと遠出して遊びに行ってきます。

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