出典:IMDb
良い映画に良い音楽はつきものということで、映画音楽のすごい人を紹介していくこのコラム、編集部にネタは出したものの、誰の特集を組もうか決めかねていました。
で、書き出しとか構成とか、いろいろ考えたんですよ。たとえば
まずはバート・バカラック!
初っ端からド本命もド本命! メロディという言葉は彼のために存在し、奇跡という言葉はハル・デヴィットとの出会いのために存在する。全人類の遺産、バート・バカラック先生のご登場です!
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でも今更紹介しなくても、別にWikipedia読んだり書籍買ったりすればいいよね。ということで却下。
それが駄目ならハンス・ジマー!
音楽も壮大ならばマイスタジオも超壮大! 図らずしも世界中にハンス・ジマー・クローンを量産してしまったのは良かったのか悪かったのか、それは歴史に聞いてくれ! 偉大なるシンセバカ一代!
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でもRC組を紹介してるだけで日が暮れるし、そもそもそんなに紹介するほど詳しくないわ。ということで却下。
一体誰ならいいんだ! ヴァンゲリス!
完全五度の飛躍! インプロという名の秘薬! 映画の劇伴なんて、全部ヴァンゲリスで十分ですよ!
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これはいいかなと思ったのですが、でも本名書くのが面倒で面倒で……試しに書いてみます。
エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ。
コピペ使わず打ち込みました。骨が折れるので却下。
ああ、じゃあ誰にしようか……と悩んでいたところ、ちょうど良い人を見つけました。
そんなわけで、今回の「すごい人」は先々週に書きました『「タレンタイム〜優しい歌」小細工なしの、とんでもない音楽映画』の音楽を担当したピート・テオというミュージシャンを紹介することにします。