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女子大生に、昭和の恋愛ソングは刺さるのか?

オルカ オルカ


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しかし、それでも彼女は最後に、

でも木枯らしのビル街 からだに気を付けてね
引用:『木綿のハンカチーフ』太田裕美(1975)

と添えます。なにその優しさ。健気な彼女。

ところがというか、やっぱりラストの4番では「都会が楽しくて僕はもう帰れない」と彼氏が彼女を振ります。それで、彼女が最後のわがままとしてねだった贈り物が「木綿のハンカチーフ」だったというわけです。涙を拭くためのね。

この曲を聴いてみて、「なんだよそれ~。木綿のハンカチーフを私にもくださいっていうくらい泣けるッ!」が私の感想だったのですが、ネット上で調べてみたらなんとこの彼氏の方に同情する声が結構上がっていました。

どうやら、彼氏は都会で勉強だか仕事だかを頑張っているのに、その変化についていこうともせず、いつまでもメソメソ言っているような女は愛想尽かされて当然! 最後に男が振った理由もそれをストレートに言わない優しさがある、ということらしいです。

なるほど、そういう見方もあるんですね。でも、私がまだ学生だからでしょうか。正直そう言われても彼氏の立場には共感できませんでした。やっぱり彼女が可哀想だと思ってしまいます。こういうところが自分はまだお子ちゃまなのかな。

皆さんはこの歌詞の男女どちらに、より共感しましたか?

Reference:YouTube

『赤いスイートピー』松田聖子(1982)

化粧品のCM曲として2009年に流れていたこともあり、こちらも平成生まれが耳馴染みのある昭和ソング。『木綿のハンカチーフ』と同じ、松本隆さんが作詞をしているんですね。

これを聴いてまず思ったのは、「“草食系男子”って昭和からいるんじゃん!」でした。

半年過ぎても あなたって手も握らない
引用:『赤いスイートピー』松田聖子(1982)

しかも、“草食系男子”に加えて気が弱く、ベンチに二人で座っていても気まずくなると時計をチラチラ見るんですよ、この男性。この曲の中の女の子は、「彼が時計を見るたび泣きそうな気分になる」と言っていますが、私だったら「じゃあ帰れば?」と怒ってしまうと思います。だって失礼すぎでしょ。

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