クリスマスが過ぎるといよいよ年末。年末は帰省や年賀状、おせちの支度やら大掃除やら何かと慌しく、大概気がつけばもう大晦日になっているものです。
本日はそんな大晦日のミッドナイト、新年を迎えるその瞬間を共にできるテレビ番組をまとめてみました。
定番どころ
- 『ゆく年くる年』（NHK総合テレビ・23:45-0:15）
- 『ガキの使いやあらへんで！！ 絶対に笑ってはいけない名探偵24時！』（日本テレビ系・18:30-0:30）
わたしの友人のお宅では、「家族全員で並んで『ゆく年くる年』を見ないと年を越した気がしない」というお父さんの意見に対し、高校生のご子息が「“ガキ使”を見たい」と言うので毎年揉めるとか。そういうご家庭、結構多いのでは？？
ちなみに筆者はどちらも見ない天邪鬼です。そういう方、お友達になりましょう。
音楽で年越し
- 『CDTVスペシャル！ 年越しプレミアライブ 2015 ⇒ 2016』（TBS系・23:45-5:00）
- 『ジャニーズカウントダウン 2015-2016』（フジテレビ系・23:45-0:45）
- 『東急ジルベスターコンサート 2015-2016』（テレビ東京系、BSジャパン・23:30-1:45）
どれも毎年恒例となっている番組です。普遍性では先の定番どころ2つに比べると劣りますが、それぞれ好きな人にとっては欠かせません。ジャニーズは一度中継されなくなってしまったこともあるため、現地に行けないファンにとってはありがたみが増したのではないでしょうか。
『東急ジルベスターコンサート』はクラシック音楽でカウントダウンする企画。選ばれた1曲の時間を計算し、最後の1音が終わると同時に新年を迎えられるように演奏するという結構な無理ゲーです。プロの音楽家でも失敗することはあるんです。それも面白いのですが。
長時間コース
- 『くりぃむVS林修！ 年越しクイズサバイバー2015』（テレビ朝日系・18:00-1:00）
- 『年またぎ酒場放浪記～生誕300年 蕪村を訪ね京都を彷徨う＆樽酒鏡開き4時間スペシャル』（BS-TBS・21:00-1:00）
林修先生は一躍時の人になってからも、こうした番組で愛され続けて今やすっかりテレビの常連というイメージになりましたね。
吉田類さんは酒場詩人を名乗る「お酒を飲みまくって番組になる」謎のおじさんです。しかしながら先日放送された『下町ロケット』にて、小泉孝太郎さんのお父さま役で連続ドラマデビューを果たしてしまった、今年ブレイクした人と言えるでしょう。まるで一緒に飲んでいる気分になれるので宅飲みの雰囲気が上がる番組です（おひとりさまにもオススメ）。
NHKの総合じゃない方
- 『2355-0655 年越しをご一緒にスペシャル！』（Eテレ・23:55-0:20）
- 『年越し映画マラソン』（BSプレミアム・10:33-0:45）
『2355-0655』は平日の6時55分と23時55分に放送される5分間番組です。『ピタゴラスイッチ』の仕掛け人である佐藤雅彦さんが手がけています。2011年以来、年越しスペシャルを毎年放送。年明けの瞬間にきっと今年も現れるであろう爆笑問題・田中裕二さんによるおみくじ『たなくじ』が楽しみです。
BSプレミアムでは「年越し映画マラソン」が午前の10:33から始まります。『少林サッカー』『メリー・ポピンズ』『のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編』を経て『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』と続き、年越しの瞬間は『ジュラシック・パークIII』（23:10〜0:43）のようです。
年越し番組が多すぎて録画？
わたくし自身はいつも『東急ジルベスターコンサート』か『2355-0655』で迷います。さらには家族が昨年から年越し番組に参入した『吉田類の酒場放浪記』を見たがるので三つ巴。そこで喧嘩に……我が家はなりません。これはDVDで録画、こちらをHDで録画して年越しの瞬間はこれをリアルタイムで、という具合に真剣に話し合います。
この前の年越しの場合は、そうして録画に追いやられた『2355-0655』を見たのが結局9月でしたが、それもまたご愛嬌。ぜひ、喧嘩せずにご家族と仲良く折り合っていただきたいものです。みなさま良いお年を！
