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バンコクから3時間、タイガーテンプルで動物界のスターにハグしちゃった

旅人マリーシャ 旅人マリーシャ


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虎。それはネコ科ヒョウ属に分類される肉食動物。ライオンやヒョウと並ぶ動物界のスターで、タイガースファンも、くまのプーさんのティガーファンも、ウッズも、マネーも、戦国も、オニツカも、MAXも、大阪のおばちゃんも、みんなが愛してやまない人気動物だ。個性ある柄の毛皮を羽織った動物界の重鎮と遊んでみませんか?

というわけで、やってきたのはタイのバンコクから車で約3時間、カンチャナブリーにあるタイガーテンプル。現地ツアーの車に乗り込むと、タイ人ドライバーのそれはそれは法廷速度や交通ルールおかまいなしのワイルドな運転。命を賭けた公道カーレースで思い切りスリルを感じた後は、待望の虎ちゃんたちと思う存分戯れちゃいましょう!

虎絨毯がそこに


http://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/2.218.jpgタイガーテンプルとは、密猟者に殺された母虎の子供を近隣住民が寺に預けたことから始まったそう。現在、寺院には密猟者から引き取られた虎や寺で生まれた虎が僧侶と暮らしているんだとか。人を襲わないように血の匂いのしないエサで育てられた虎たちは、まるでマタタビをあびた猫のように寝転がっていてまるでお金持ちの家の絨毯のよう。もし自分の家のリビングが広かったら、持って帰って敷きたいくらいだけど、もちろんそんな家には住んでないので、この敷地内で遊ぶに留まります。抱きついたり、一緒に寝たり、写真を取ったり、タイガーファンにはたまりませんね。虎萌え。

虎とお布施とスリル

毎日何人もの観光客があふれるタイガーテンプルは、みんなに平等の時間が与えられるので、そんなに長時間虎を触らしてはくれません。そこで「お布施」の魔法を使いましょう。すると、まだベイビーな虎を抱っこしたり、ミルクをあげたり・・・。このまま誘拐したくなっちゃうかわいさですね。さらには、まるで3Dの世界がコレ。

http://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/3.319.jpg
虎と一緒に池に入り、ビニールの付いた棒をバサバサ振ると、ねこじゃらしにじゃれる猫のように飛びついてきますが、目の前に飛び掛る虎のサイズが大きく迫力満点で、スクリーンから飛び出す3D映画のように迫ってきます。夢中でビニール袋に飛び掛かるその姿は、一瞬野生が垣間見れ「飼いならされている虎じゃなかったら人間なんて一発でやられるな」というスリルを味わえる。

プチサファリパーク


http://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/4.419.jpg虎にカメラを構え夢中になっていると、後ろから背中とトントンとしてくるので「ちょっと、押さないでよ~」なんて思って振り返るとそこには鹿。近すぎるその距離に撮れたのは顔のドアップ。人に恐れる様子はなく、涼しげな表情で私たちと一緒に虎を見物。

そして何やら土を鼻でいじくるイノシシ。小脇に抱えてみたくなる形とかわいさですが、猪突猛進されては困るので遠くから見つめます。

集団で水浴びをしているのはバッファロー。集団の圧がすごくて、いきなり全員で突進してこないか、ハラハラしながら隣を通り過ぎます。

この様に皆さん放し飼いでその辺をウロチョロしています。特に何も注意がないのでどれくらい近寄って大丈夫なのかは分かりません。でも入場時に誓約書にサインさせられるので、外国アトラクションお得意の「何があっても自己責任」ってやつです。タイガーテンプルに関して言えば、虎が一番安全な動物かもしれません。

安全に虎と遊ぶために


http://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/5.517.jpg「虎を刺激する赤やピンク、黄色などの派手な色の服装を着てはいけません」
僧やスタッフは派手なオレンジなのが謎ですが、派手な服装で行くと入場できないので、地味な格好で行きましょう。そして、「虎は優しく触るとくすぐったがって暴れるので、ビビって触ると逆に危険」勇気を出してドシっと手に圧をかけて力強く触りましょう。虎には触り放題ですが、僧侶の方に触れてはいけないのでご注意を!

街角のクリエイティブ ロゴ


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