「もし宝くじ1億円が当たったら?」誰でも一度は抱く妄想ではないだろうか。そして、このお決まりの質問に対する回答に人の価値観が見え隠れするものである。そこで、知り合いの、職業がバラバラな5人に、この質問をぶつけてみた。
女子高生「欲しいものを買って、残りは貯金する」
青春真っ盛りの女子高校生は以外と堅実だった。てっきり
「欲しい服や鞄、靴を全部買う」
と答えるだろう。そうしたら、説教してやろうと思っていたが、最近の女子高生は冷めたものだ。時代は変わってしまったのだろうか。つい遠くを見てしまった。
就活中の大学生:「就活をやめて、ひたすら遊ぶ」
「就職しない。だって働きたくないじゃん。ずっと遊んで暮らすわ」
1億で一生遊んで暮らせると思えるのが大学生の無邪気で、浅はかな所だ。
私「お金がなくなったらどうする?」
そう投げかけてみた。
大学生「お金がなくなったら働けばいい、大丈夫。俺、優秀だから」
根拠のない自信も、大学生の特権か。
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